暖かくて気持ちよくて 不安など一つもない
しっかり守られて、全身で穏やかで優しい愛を感じていた瞬間をもう一度味わいたくて
必死で泣いて、ママのぬくもりを求めます。
赤ちゃんはお腹の中で無償の愛を知ってから、生まれてきます。
子供の頃、ママやパパに愛してほしくて
お腹の中にいたあの時のように、穏やかで優しい愛を全身で味わっていたくて
あの時のように、私という存在をしっかり受け止めてほしくて
一生懸命、わがままを言ったり
一生懸命、いい子でいたり
時には自分の心身をすり減らして
ここにいるよと必死に叫びます。
声を枯らして泣いていた 赤ちゃんのように
すり減らす事でしか、愛情を得られない事を知り
気付けば すり減らす事でしか愛情を感じる事ができなくなって
すり減らし続ける事で、歪んでしまった私の形。
愛されたくて、
あの 穏やかで優しい愛を全身で感じていたくて
自分を削って削って こんなに頑張っても
それでも愛してくれない世界なら
憎むしかないじゃない。
こんなに頑張ったのに報われないなら
私は私や世界を、憎む事でしか
私は救われないじゃない。
人はなんて尊く 愛おしい存在なんだろうと思うんです。
誰もが無償の愛を知り生まれ
それを抱え、信じて生きています。
あなたが憎んだ自分や その世界は
信じる力に溢れています。
無償の愛を知っているからこその その力を
愛おしく感じて欲しいと思うんです。
あなたもあなたのその世界も、無償の愛に溢れています。
~女性の為のあんしん隠れ家~
栃木こころと体の休憩所「re:Color's りからーず」
福田 由佳