京都で接客マナーの悪い
タクシーに遭遇して、
不愉快な思いをしたという話が
記事になっていた。
近距離乗車の不満を露わに
嫌味を言われて、
乗車を断ったら、
今度は舌打ちをされたという。
サービス向上の現代に
驚かされてしまったが、
旅先で嫌な応対をされたら
折角の思い出がぶち壊されて、
楽しい気分が吹っ飛んでしまう…。
たとえ短い距離であろうと
客は客である。
客商売をしている以上、
邪険な応対など
あってはならないし、
プロとして失格だと思う。
私も昔、旅行では無いが、
嫌な経験したことがあった。
仕事で千葉県庁へ
月に数回程度行っていた時だ。
千葉駅からタクシーに乗り
県庁へ向かうのだが、
千葉駅の乗り場は、
客待ちのタクシーが多い反面、
肝心の客が少なかった。
順番で客へ辿り着くまで、
相当な時間だったと思う。
長い時間をかけて、
ようやく乗り場に着いたのに
私の行先は近距離の県庁…。
行先を告げた途端に、
嫌な顔はおろか、
舌打ちをされたりした。
その時はムカついたし、
不愉快この上なかった…。
でも、いろいろ経験を重ね、
この歳になると、
多少、運転手の気持ちが、
理解できるようになった。
長い時間、待った挙句、
客にたどり着いたのに
短距離客だったら
がっかりするだろう。
その気持ちも分かるのだ…。
今は、タクシー乗り場で
同様な状態に遭遇したら、
タクシーを諦めて、
歩く選択をしてしまう。
心中を察すると
乗ることが出来ないのである。
2~3Km位の距離なら、
精神的に歩く方がいい…。
では、がっかりさせずに
運転手が喜ぶ距離とは、
一体、どのくらい、
何Km以上なのだろうか?
遠距離に越したことは無いが、
そんなお金もない…。
今度、運転手さんに訊こうか?