プロ野球のキャンプ | 復刻版

復刻版

栄光より挫折、成功より失敗、勝利より敗北…。

宇都宮市が2位で落胆…。
ギョーザの購入額の話である。
浜松市が1位に返り咲いたと、
ニュースは伝えていたが…。

昔、どこかのバカが、
 「2位じゃダメなんでしょうか?」
なんて言ったのも懐かしいが、
ギョーザは国益と関係ないので、
これぞ、「ダメなんでしょうか?」
と言いたくなってしまうが…。

でも、自治体の立場とすれば、
ギョーザも観光資源であり、
されどギョーザなのであろう…。
是非、市民が必死に食べて、
次回は1位を奪還されんことを願う。

さて、プロ野球のキャンプが始まって、
数日が経過した。
衛星放送の各チャンネルでは、
日中、キャンプの模様を放送している。

そして、ちよっと見てみたが、
選手たちが必死に球を追う姿が、
清々しく感じた。
見ていたら、試合前に行う、
練習のシーンを思い出した。


そういうことは度々あるが、
いつも思い出すのは、子供の頃、
父に初めて連れて行ってもらった、
後楽園球場の思い出だ…。

 

阪神の選手が練習していたが、
緑の芝がカクテルライトに照らされて、
とても奇麗だった。

捕手の位置には田淵選手がいた。

当時、巨人ファンだった私は、
阪神の選手を憎々しく感じながら、
じっと見ていたことが、
とても懐かしく脳裏に甦る。

さて、キャンプ…。
必死に頑張っているが、
誰もが崖っぷち状態で、
心中は、とても大変だろう。

 

トップ選手であろうとも、
成績を残せなかったら落とされるし、
二軍との狭間の選手は、
下手したら解雇される…。

トップ級の選手の表だけを見て、
年俸〇億円で凄いな!、とか、
凄い車に乗っているな!、とか、
モテモテでいいな!、とか、
羨望の眼差しで見てしまう。

その裏には、人に言えない苦労と
血の滲むような努力があるのだ。
特に、頂点に立てば立つほど、
留まる面積が小さくなり、
崖から転落する可能性が高くなる…。

真っ黒になったユニホーム。
汚れれば汚れるほど、
レギュラーが近づく。
必死で球を追う選手を見ながら、
色々と考えさせられた、
キャンプシーンの視聴だった。