東京オリンピックで怒れ都民! | 復刻版

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栄光より挫折、成功より失敗、勝利より敗北…。

南東の海上には21号が…。
本土へ向かって来ている。
そして、25日は関東の東海上だ。
今回も大雨をもたらすのだろうか?
嫌で気が変になりそうである。

さて、オリンピックの競歩・マラソンが、
札幌で実施されることに決まった。
今回も欧米人の意向で決められ、
日本の組織委員会は反論できなかった。
敗戦根性が残る我が国の、
現実を直視させられた出来事だった。

とはいえ、私は総論として、
涼しい場所での実施に賛成だ。
札幌は条件としては、
最適な場所の一つだと思う。
北海道の人達が盛り上がって、
経済効果も期待できるだろう…。

でも、各論としては反対である。
というより、暑いということは、
競歩・マラソンに限らず
初めから分かり切っていたことだ。
何を今更と感じてしまう。

そして、何より腹が立つのは、
都の意向が無視されている点だ。
かなりの額の都税が投入されている。
その資金源の都が全く無視された!
一体何を考えているのか?

競歩・マラソン対策については
暑さを緩和する遮熱性舗装、
保水性舗装に補修工事を施し、
掛かった費用が300億円超!
と伝えられている…。

それが蔑ろにされていて、
納税者の都民の一人としては、
バカにされているとしか思えない!
都民はもっと怒らなくては駄目だ!

挙句の果てに、札幌開催だとしても、
「費用は都民が負担しろ」などと、
ふざけた意見まで出る始末…。
これでは小池知事でなくても、
「北方領土で開催しろ!」と、
森喜朗氏に皮肉を言いたくなるだろう。

余談だが「北方領土」というのは、
領土問題とか複雑な政治的な話でなく、
単に森喜朗氏への皮肉にすぎない…。
何かメディアは誤解した論調なので、
敢えて付記しておく。

さて、決まった以上は、
ガタガタ騒いでも始まらない。
費用はIOCと国が負担するのが当然だし、
道路改修費用については、
損害賠償請求をすべきだと思う。

が、勝負の行方という以前に、
警備の問題やボランティア、
選手の宿泊所の確保や移動、
コースの設定やチケット問題等、
問題は山積している。

300日を切った時間は余りにも短く、
欧米人が気まぐれで決めたつけは大きい!
これでテロが発生したら日本の責任だし、
大変な問題を抱えることになった。
一体、どうなってしまうのか?


付記
掛かる問題が重い点について、
メディアは黙殺し、ほとんど出さない。
こんな時こそ、問題提起すべきなのに、
全く役に立たないのには呆れる…。
北方領土発言を批判している場合でない!