かめおかゆみこです。
私、実は、もと編集者なんです。
ちいさな月刊の教育雑誌の編集を、7年やってま
した。もう、20年近く前になりますけど。
だから、何かあるとつい、資料にあたりたくなりま
す。いまなら、検索をしたくなります。
なので、日本舞踊については、このブログにお誘
いいただいた、坂東冨起子さんにおうかがいす
ればいいとわかっているのですが、
つい、いろいろ調べてみたくなるんですね。
そんなわけで、富起子さんからしたら、的はずれ
の面もたくさんあると思いますが、
日本舞踊のど素人のみなさん(あ、私が筆頭で
す)に、その視点から、一緒におつきあいいただ
きたいと思う次第です。
ところで、前回から書いている、「日本舞踊」の定
義ですが、こんな組織を、検索で見つけました。
おっ、どんぴしゃりの組織ではないですか。
さっそくここから、引用させていただこう…と思っ
たら、さすが本格的に歴史からひもとかれてい
て、膨大な引用になってしまう~。

なので、興味のあるかたは、上記のサイトに行
って、全文をお読みください。
>「日本舞踊」とは、その大成以前から伝承さ
>れた古典技法を基礎とし、舞台で表現され
>る芸術舞踊
古典技法を基礎としている舞踊を、「日本舞踊」
ととらえていい、ということですね。
そして、さらに前回からのつづきで、「日本舞踊
と歌舞伎の違い」について検索してみましたら、
こんな記事に行き当たりました。
ここに興味深い記述があります。
日本舞踊という言葉は実は近代に入ってから用
いられる様になりました。
もともと、江戸近辺では、「踊り」といわれ、
上方では「舞」と呼ばれる(注、踊りと上方舞は
まったく同じものではありません)(略)
1、舞→もともと「まわる」という言葉が転じられ
て、「まい」という説も。水平運動を軸とする。
2、踊り→ジャンプする。足で大地を踏みしだく、
等、垂直運動を軸とするもの。
上記二つは、振りにおよそ意味を持ちません。
3、所作→「しょさ」と読みます。「振り」とも言う。
平たく言うとパントマイム。例、酒を飲む、裁縫
する、花が散る、風が吹く等実に様々。
この3を表現するために、「芝居ごころ」という物
が必要になり、歌舞伎を勉強する必要が生まれ
ます。
なるほど、なるほど~と、毎度、わかったつもり
になっている(本当にわかっているかはアヤし
い)、ワタシです。
いっぱい引用すると、それだけでおなかいっぱい
になっちゃいますので、今日もこのあたりにて失
礼します。
※写真は本文とは直接関係ありません。