かめおかゆみこです。
昨日より、こちらのブログで、記事を書かせてい
ただいています。
くり返しますが、日本舞踊はまったくの門外漢で
す。ど素人の怖いもの知らずで書いてます。
それでも、 坂東冨起子さんの舞台と出会って、
「わあ、こんな世界もあったんだ」と、新鮮な驚き
と感動を得たところからのかかわりです。
北海道のど田舎で生まれ育った私にとって、実
は、「日本文化」そのものが、未知の存在でした。
京都・奈良の、いわゆる日本文化を代表する…
と言われるもろもろも、私にとっては、「見知らぬ
日本」の景色だったのでした。
そんな私が、その、日本的なるものにこころを惹
かれた最初の体験は…と、遠い記憶を掘り起こ
すと、1冊の本が思い浮かびます。
記憶を頼りに検索すると、ちゃんと出てきました。
『女形 玉三郎』(篠山紀信・写真/講談社)
なんと、出版は、1972年でした。
いまから、49年前!!
…てことは、私、まだ、子どもです。
実際に、この本を知ったのは、もっとあとになって
からですが、あまりの美しさに、ぼーっとなって、
衝動買いしちゃったんです。
そのころの記憶として、玉三郎さんのことは、「若
手の歌舞伎役者」としか知りませんでした。
(現在、御年70歳なんですね。てことは、このとき
の玉三郎さんも、まだ20歳そこそこです)
私の母は着物好きですが、日常的に着物を着て
いたわけではないので、こんなふうに美しい着物
姿を見ることは、日常にはありませんでした。
着物姿って美しいんだな。歌舞伎って、不思議な
世界だな。そんなことを思った記憶があります。
と、ここまで書いて、「あれ? 歌舞伎と日本舞
踊って、同じもの? 別もの?」と、素朴な疑問
が。はい、どこまでも超のつくど素人です。
さっそく、調べてみました。
(すみません。ヤフー知恵袋で、お知恵拝借)
>狂言 能 歌舞伎 日本舞踊の
>違いを教えてください
そのまま引用しちゃいます。
能は謡や囃子を伴う音楽劇。能はシリアスな内
容で、無駄を省いた抽象的な演技が特徴。狂言
は喜劇。能の主人公(シテ)は面を付け、ワキと
呼ばれる相手方は面をつけない。能のシテとワ
キは、それぞれ専門の役者が演じる。狂言も面
はあるが、付けない事が多い。
能の中にも狂言方が登場する事もある(アイ狂
言)。
歌舞伎は民衆の娯楽として生まれた舞踊的要
素を備えた演劇。能楽と違い、奇抜で誇張され
たエンターテイメント性のある演技が特徴。奇抜
・奇妙な格好や振る舞いを意味する「カブく」が
語源。
出雲の阿国(おくに)という女性がその発祥とも
言われ、本来は性別を問わず歌舞伎役者がい
たが、その後女性の歌舞伎が禁止され、現在の
すべて男優が演じる形態となる。
日本舞踊は、広く言えばわが国の伝統的舞踊の
総称だが、主に歌舞伎舞踊やそこから派生した
舞踊を中心にいう。
