「ニホンブヨー? 知らな~い!」 | 日本舞踊の面白さを伝えたい

日本舞踊の面白さを伝えたい

ふきの会は20余年にわたり、日本舞踊を見たことのない方にも理屈抜きで面白く見ていただきたいと数々の作品を作ってきました。日本中そして海外の方々にも日本舞踊の面白さを伝えたい! 

幼稚園の年長さん24名が、日本舞踊を
初体験。

「歌舞伎って、知ってる?」
「知ってる~!」
「能は?」
「知ってる~!」
「日本舞踊は?」
「知らな~~い!」

あー、やっぱり…。
こんな質問をすると、5歳児も海外の方も返答は同じ。日本舞踊という言葉、
全然認知されていないのです。

扇子を持つのは、生まれて初めて。
正座しておじきをするのも初めて。
そんな子ども達と2時間の稽古。

扇子を使った踊りのあと、
「今年ももうすぐ終わりですが、
今年は何年(なにどし)でしたか?」
「ネズミどし~!」
「じゃ、みんなでネズミになってみようか!」

子ども達のテンションが、一気にヒートアップ! 「チュ~!」

でも、それって日本舞踊?
日本舞踊には、ネズミも出てきます。
ネコ、イヌ、キツネ、タヌキ、ウサギ、
サル、ヘビ、鳥、蝶、魚、貝…
いろんな生き物が出てくるので、
いろんな生き物になれます。

帰り際、お迎えのママ達に会うと、
「うちは男の子なんですが、
今日は面白かったと言っていました」
「娘はダンスを習っていますが、
日本の踊りにも興味を持ったようです」

バレエやダンス以外にも、
日本には、日本舞踊という
楽しい踊りがあることをもっともっと
子ども達に知ってほしい!

坂東冨起子

初めてのおじぎ

初めての扇子

稽古中は子ども達、真剣!

今度はネズミになってみよう!


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