
ただ、使いたかっただけです
ダジャレ。

さて、日本舞踊のお稽古に使う扇子なんですが、
暑い夏にあおぐ扇子とはちょっと違います。
扇子でググると暑い時にあおぐ扇子がでできます。
ほら、こんなに大きさが違う
↓
下のほうが舞扇。
上があおぐ扇子。
お稽古場で、舞扇であおいだら…
怒られます
気をつけてね


舞扇は室町時代以降に発展した舞踏用の紙扇です。
長さは、9寸5分(約28.7cm)と尺(30.3cm)があります。
主に女性は、9寸5分。男性は、尺の扇子を使うようです。または、演目により使い分け。
稀にわたしのように…尺の扇子を好んで使う女子もいます。
2年前まで、今より20キロくらい太ってたので、
尺の扇子で、少しでも身体が小さく見えるように…

お値段もピンキリなので、最初はわたしのように、
無地のものとかでもいいですね。1500円くらいだったかな。30年前なので忘れました

先日の記事で、日本舞踊はいくつもの役柄を身体で表現すると書きましたが、
なんと!扇子もいくつもの小道具に変身する
優れもの!
開いて、お盆、一間開きにして、お銚子。
杖になったり、槍になったり。
表現としては、波になったり、桜の散る様子だったり。
すごーくたくさんあります。
参考のためお扇子の部分の名称を↓
まずは、お扇子を持って踊ってみませんか?
坂東辰起
扇子の部分の名称
画像引用元