フロー型からストック型ビジネスへの転換 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

先週は税務調査があり、2日間みっちりと調べられました。
悪いことはしていないので、特に何もありませんでしたが。
で、税務調査と言うイベントに立ち会って(笑)、思ったのが「税理士」の素晴らしさです。
何が素晴らしいかというと・・・・ビジネスモデルです。





ビジネスで重要な要素とか本質については夏に開催した思考学などのセミナー、講義でも話したのですが「参入壁」と「マッチングコスト」です。

これを徹底すれば負けないビジネスモデルは7割完成です。

月収100万程度であれば、一人でも出来ます。
事実僕が起業のコンサルした20代の若者は「WEBコンサル」として月収80万ほどです。
半年前は手取り17万円のサラリーマンだったのに。

税理士という職業は財務を預けるワケです。
つまり「入れ替えは可能」であるが「何度も入れ替えしない」ワケです。
分かりやすくいえば「コロコロと税理士を変える会社は無い」という事です。

1度契約すれば最低でも数年は顧問料を毎月戴けるワケですね。
だからこそ、ここ数年はWEBに限って言えば、熾烈な価格競争が起きているという事実もありますが(笑)


美容室や美容院で集客、経営で苦しむのはココにあります。
他店に簡単にカットにいくし、他店へのスイッチングが頻繁に起こるワケです。
店舗型ではここをクリアできなければ継続的な利益は難しいワケですね。
いくら新規で今月100人集客しても、それは「あくまで過去の数字」に過ぎず、
その数字が「未来への数字」には繋がらないのです。
その数字を未来に繋げるために「集客デザイン」や「仕掛け」をしないとダメという事。

小手先のテクニックやドコかのなんちゃって講師が薦めるような、フェイスブックやツイッターなどのSNSで新規集客が上手くいっても「それは未来へと繋がらない」というケースが95.549%なワケです。
たぶん数カ月後に気づくのですね。
「全然利益増えないジャン。忙しいのに」って。怖いですね。


おなじサムライ業(士業)でも、
このフローとストックという観点からみると「行政書士」は結構ツライですね。

なぜか?  基本的に売上は「フロー型」だからです。

単発だからです。
司法書士などは「ストック」の割合が大きいのです。
銀行の支店などと仲良しさんになれば、登記依頼や抵当権設定、抹消登記など「定期的」に銀行からお仕事をもらえるからです。
そういう観点から見ると「行政書士」はフローが中心です。
でもソコに「ストック型」を取り入れるとガラリと業務内容も収益も激変します。
どんな「ストック型」のモデルを取り入れるか?を考え実践した人が一人勝ちしていますし。



「フロー収入型」とは流動的な収入のことで、
「ストック収入型」は月々安定して入ってくる型です。




31日から1日になった時点が「確約される売上」がいくらあるか?
これがあるサービス、企業は強いです。
月額会費、月額利用料、月額手数料、、、、、

実はサロンや店舗でもこの形態(ストック)は取り入れるコトが可能です。
何に対して「課金、料金徴収するか?」が重要です。かなり。
※この件はまたどこかで話せればと。



ストック型を考え、商売をするとメリットが多々出てきます。


例えば「最初の取引で利益が出なくても大丈夫」など。
利益がストック型であれば、初回で利益0円でも翌月からは「利益」が出ますので。
そういった仕組みを取り入れればら同業他社とは違った戦いが出来るわけです。
いつまでも価格競争や顧客取り合い合戦をしていても疲れますからね。


長々と書きましたが僕も「ストック型」しか興味がありません。
商品やサービスは「フロー型」でも良いのですが、
最終的には必ず「ストック型」に転換できるように設計をします。
そこを考えるのが面白いし、僕は得意。



直近例で言えば、週末3日感で新規のビジネスを募集スタートしました。
・・・1日で規定数に達してしまったワケですが。
正確には9時間でSOLD OUT。
社長さんやオーナーさんに向けて月額で行うサービスです。
動画、レポート含む様々な情報などを毎月サービス提供するモデル。
これも完全なストック型です。
僕の会社でもストック型で100万以上の粗利益を毎月運んでくるサービスはいくつかあります。
31日から1日に変わった時点で「約束された利益」が計上されるという事です。
海外に旅行しようが、入院しようが「確約」された「利益」です。

数十万レベルならいくつかあるので、
それらを考慮するとバカに出来ない金額(利益)になるのです。

フロー型の商品で単発を売り上げつつ、
その後ろにある「ストック型」へ誘導し、(言葉は悪いですが)
継続的な収益構造を作っていくわけです。



うちも基本的にストック型しかコンサルでも請け負いません。
継続してお客さんが利益を出せるから、僕も継続して利益を貰えるわけです。
単発の売上を出すのは簡単です。この世で一番簡単。
でもそれは「未来」へと繋がらないのですね。




フロー型だけで、今まではなんとかやっていけていた時代です。
でも今後はストック型という定義を頭にいれておかねければ、少し危険かもしれません。

結局は「今の商売が不安な理由は、将来確約されるお金が無いからです



コンサルでもこれ系の話をすると・・・
「うちの業界では無理だね」と言われる方が多いですが誤りです。
どこに、何に対し、いくらで、どう課金するか?を知らないだけです。
例えば某ネイルサロンさんは「課金モデル」で高利益に変わりました。
ヘアサロンでも簡単に取り入れられます。
リフォームでも。物販でも。


「無理だ!」と自ら可能性を閉じるから、閉じたまま終わるのです。






月商というのは、あくまで過去の実績に過ぎません。
将来的にも約束された売上数値ではありません。


典型的な業界として、小売店や飲食店はどんなに来店客が増えても、
それは一時的な繁盛に過ぎず、その客が来月も再来月も必ずまた訪れてくれるという約束はどこにもないのです。
そう考えると、、、、、
ほとんどの商売はフロー収入(流動的な収入)に依存しているから不安定と言えるのかもしれません。






収益性は大きさではなく質と収益構造で見る時代

銀行もそうです。売上規模はさほど重要ではありません。
とくにベンチャー、小さな会社は「収益性の質と構造」を見られます。
打ち上げ花火のような単発の売上では数年後にはどうなってるか分かりませんので。







いま上手く売上があがっていても、
それが「フロー型の収入」であれば、、、
数年後には思いもよらない”悲劇 ”に苛まれる可能性は極めて高い
・・・と思います。

大丈夫でしょうか?
フロー型の収入に依存していませんか?!