北風と太陽の童話の意味と本質 | 1億稼ぐ美しい思考と美しいビジネスモデル達。 俯瞰思考と美しいビジネスの企て-集客売上アップの思考と作法

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集客テクニックや手法は何も生まない。「美しい橋」が架かっているか?美しい思考で美しい仕組みが出来ているか?日本一小さな県で、ネットを中心にプロディース業、会員制モデルなどを行っている田舎モノが儲かる、廃れないビジネスモデルや事例を語ります。

来月から大きな案件をやる事になったので、諸々準備中。
最低500万の利益を発生させることを確約しているので、色々な角度からその市場や客層を分析しています。
そのためには集客だけでなく、購入までの導線のデザインが重要。
うーーん。楽しいですね。
そういった事を考えたりする仕事は一番楽しい。


話は変わりますが、ここ最近色々な人は「マーケティング」とか「集客アップ」とかそういった類の情報に侵されていますね。別にいいのですが・・・

ツイッターが流行すればツイッターを用いたマーケティングやセミナーが開かれ、
フェイスブックが人気と聞けば、フェイスブックを用いた集客やセミナーが開かれ、
やれ「SNS全体が熱い!」と聞けば「そうゆー類」のセミナーや情報を貪るような人です。

僕の持論ですが、こういった「情報」の類に左右される人の未来は明るくありません。


そもそも「方法論」を追っている時点で、ビジネスをする人としてのセンスも終わっていますし、
そもそも「ビジネスは顧客に追われる」事が一番重要であり、
「顧客を追いかける」ようなマーケティングや手法をしていても「それは一時的なもの」です。

ここに気づかないとお金がいくらあっても足りませんので。

「常に顧客に追われるオーナー」と「常に顧客を追っているオーナー」の2種類がいるのです。

当然ながら美しいビジネスをしている人は前者です。
常に「顧客に追われるためには何をすればいいのか?」を軸に動いているのですね。


昨日もクライアントさんと打ち合わせを兼ねて話していましたが、社長が
「フェイスブックってビジネスで使えるの?」と聞いてきました。
いかんですね。危険ですね。
完全に「ビジネスの軸」を見失っている証拠です。


そこで出したのが「北風と太陽」のお話です。

童話でも結構メジャーなお話ですね。
でも残念な事にこの童話の「核心」を誤っている人が結構いるのですね。
以前に行ったセミナーでも例として上げたのですが、会場全員が知りませんでした。


北風と太陽ってこんな話ですよね。



あるとき、北風と太陽が力比べをする。
旅人の上着を脱がせることができるか?という勝負。
北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとしたが、逆に寒くて旅人が上着をしっかり押さえてしまい脱がせなかった。
次に太陽が燦燦と旅人を照りつけた。
・・・・すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。



これが一般的に語られているお話しかもしれません。

「北風の様に無理やりではうまくいきません。
太陽の様に相手の気持ちになって考えれば、無理をしなくても人はちゃんと動いてくれます。」

↑上記のような事を教訓?として捉えている人が多いですが、違います。



実はこのお話は(コートを脱がす勝負)の前に「もうひとつの勝負」があったのですね。
それは「旅人の帽子を飛ばす」という勝負。

北風はビューっと風を吹いて帽子を飛ばす事ふができた。
しかし太陽は照らせば照らすほど、旅人は帽子を深くかぶり、飛ばせなかった。


つまり最初の勝負は「北風の勝ち」であり、
一般的に知られている勝負は「太陽の勝ち」だったワケです。


この童話が言いたかったこと?伝えたかったことはシンプルです。
ビジネスでも何でも共通する事です。


「状況に応じて、適切な手段をとらないと目的は達成できない」という事です。



バカの一つ覚え見たいに吹いたり、照らしたりの方法をやっても意味が無い。
状況に応じて手法も変えていかなければいけないよ。
その方法がいつでもどこでも通用すると思っていませんか?

・・・・という事です(僕の考えでは)


それらを考えもせず「あれが流行っているラシイから」といって目新しいものに飛びついたりするのは非常にもったいない考えだと僕は思います。


色々な集客方法や売上アップの方法などこの世には溢れています。
でもそれは「過去の成功事例」に過ぎません。
特にネットを主軸とした集客や売上アップを考えるのであれば、気をつけたい点です。


3週間前の週刊誌を読んでも価値がないのと同じです。

聞いてやるよりは、「まずは自分で行動した方が大切なものに気づける」のです。