オズボーンのチェックリストは品物（ハード）の発想をするのに向いていると言われているが、
そんな事はないと思う。サービスはもちろん、全ての業種で応用可能。
オズボーンは米国の広告代理店BBDO の副社長でブレーンストーミングを開発した人物。
ブレーンストーミングでアイディアを出そうと思ってもなかなか発想が広がらないことがある。
なぜかというと既成概念（常識）が妨げになるからである。
Put to other uses-転用
Adapt-応用
Modify-変更
Magnifty-拡大
Minify-縮小
Substitute-代用
Rearrange-置換
Reverse-逆転
Combine-結合
・他に使い道がないか？
改善･改良して新しい使いみちは
・他に似たものをさがしてみたら？
他にこれに似たものはないか
業種は違うが、似ているものは何？
何か真似できないか
・変えてみたら？
意味、色、動き、音、匂いを変えたら？
・拡大したら？
より大きく
何か付け加えたら
・縮小したら？
より小さく
何か減らしたら
薄く、短く、小さく
・置き換えたら？
他の素材に変えたら
他のアプローチ方法は
構成要素を変えたら
・配置や並びを換えてみたら？
原因と結果を入れ替えたら
順番を逆にしたら
・逆にしたら？
後ろ向きにしたら
上下をひっくり返したら
主客転倒したら
・組み合わせてみたら？
ブレンド、品揃え
目的を組み合わせたら
アイデアを組み合わせたら
シンプルだが、やってみると驚くほど視野が広がる。
思わぬアイデアも。
家電に代表されるようなハードは、すべてこれで解説できるかなと。
既存のモノとの組み合わせ、加減が基本だ。
アイデアは思いつきではなく、組み合わせたり、引いたり、入れ替えたりと
現状ある引き出しとの連携で新しいアイデアが生まれてくる。
当たり前だが、知っていても「手を動かさない」と、何も生まれない。
たぶん僕は今までオズボーンのチェックリストを実際に書いて、
用紙枚数で言えば１０００枚以上を軽くつかっているかな。
異業種にこそヒントがある
同業種ばっかりに目を向けてはいけない。
同業種のライバルを見れば「ノウハウ」はあるかもしれない。
でもそこには・・・・・「ヒント」は無い。