武蔵野市の課題──「今、市が早急に取り組むべきことについて」 | フカキミの……『いっぽいっぽ通信』ONLINE

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こんにちは、深田貴美子です。武蔵野市議会議員2期生、折々の活動報告や日々のできごと、思うこと……皆さん、いっしょに考えていただけませんか?

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2010年09月 第3回市議会定例会一般質問
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「今、市が早急に取り組むべきことについて」として、大きく3分野について質問をしました。

1)本市の単独下水道事業の7割相当の広域連携化を問う.
→今後近隣区市との連携をより強く考える。

2)吉祥寺再生を推進する「都市再生本部」設置の考えを問う。
→今後10年間の都市基盤予定事業は、第5期基本構想・長期計画の議論で位置づけたい。

3)せめて、第5期基本構想・長期計画の策定と同時並行で自治基本条例の策定を実施する考えは。
→第5期基本構想・長期計画の策定において、市民自治のルールを議論し、位置づけをして制定に向かいたい

【課題】

1)6月の定例会では、本市の下水が、近隣自治体の河川に数ミリの降雨で流れ出していることを指摘しました。本市の下水道事業のかかえる課題の根本解決を図るには、東京都の河川改修および水再生センターの増設にかかっています。しかしながら、未だ「野川水再生センター(仮称)」の計画は、東京都においても具体的に議論をされていません。一方で、「野川水再生センター(仮称)」への流送の場合は、近隣自治体を通っての計画が予定されていることから、経営の観点から広域連携を探る必要があります。

2)上水道の東京都との整備を一元化していく予定にある武蔵野市としては、「水循環環境」の観点から、早急に下水道事業の健全化を図る必要があります。上水道においても、東京都との整備の一元化についての話し合いが進行していないことから、上下水道ともに見通しの持てない状況下にある。したがって、他の自治体が取り組むように上下水道事業の一体化は、行財政改革の一環として検討する必要があるかもしれません。