布団に潜って叫んだ!初です | 一人じゃないよ

一人じゃないよ

主に20代三男中心の家族の奮闘記!次男.三男は自閉症スペクトラム.軽度知的障がい.ADHDと重複。内向的な三男が二次障害で.統合失調症に..数年前入院し退院.今は徐々に自我の強さ&被害妄想&緊張病&強迫傾向や時に暴言暴力と向き合い家族の橋渡しに奮闘した記録

三男は、就寝時の薬を飲むと

眠気と同時に 思考が働かなくなるのか…

定かじゃないけど

幻聴に対して、怒って大声で

「やめろ!」

「なんだよ!!!」

と言ったり、それに囚われて

ドアの開け閉めの繰り返し 

カタトニアが

一時、酷くなります


今は就寝時のクエチアピンの

眠気の副作用を利用した

就寝時の薬の

処方になっていて

以前は 睡眠薬でしたが

医師が 睡眠系の薬を飲むと

タガが外れる可能性もあるので、

クエチアピンが今の所 

就寝時の投薬になっています。


睡眠薬の時は効き目が出てくると

呂律が回らず まるで酔っ払いみたいでした、そして効いてくると

やはり、繰り返し、幻聴へ大声で怒鳴り

寝つくまでしばらくかかります。


以前飲んでいた睡眠薬は

短期に効くタイプでそんなに、

強いものでもないです

三男は人より 

薬が効きすぎる傾向もあるので

これで様子見です




そんな寝る前の状態ですが

昨夜 いつもと違うことがありました


いつもは

歯磨きし 趣味の荷物を山のように

両手に持ち 積み上げ 

階段に落としながらも

叫ばず 我慢していました。


(親は注意したくなるけど我慢です

ここで口を出し どれ程揉めたか(~_~;))

三男は階段で荷物を拾いつつ 

フリーズが始まり 

その後、足裏が階段に

くっついた様なフリーズ

次は 一歩登り 一歩下がり

そのループ

(親は無言)


階段を登り自室の前で 

物凄い大声で 怒鳴ります


私も夫も 口を出さず無言

(こんな時どうしたの?なんて声をかけ

何度もバトルへと発展したことが…)


ご近所も気になりつつ

もう少し 幻聴に言い返してるけど

様子見…




すると

叫び声が 小さくなり声が籠もったように

なりました

数分後 静かになり 寝たようでした


※これまでは、幻聴へ言い返している時、

親は反応していました…

でも待っていても ビクッとするし

犬も怖がるし、次男も皆耐えています

幻聴への反応が酷すぎるときは

最近では あの"短気"の夫が

穏やかに でも 言葉少なに←(敢えて)

対応してくれています

私にはとても差別し

手下か?って態度にでるから

夫も 僅かづつですが 現状を

分かりつつあるのだと思います





そして今朝…

三男の朝食の時間に


私∶「昨日幻聴に頭にきて大声で言い返してたけど、途中で声が小さくなったよね?なんでかな?」


子∶「潜ったから」


私∶「うるさいと思ったから?」


子∶「そう」


私∶「偉いじゃん 周りのこと考えたの?カッコいい!!ねっお父さん?頑張ったよね」


子∶「ホント?」


私∶「ホラお父さんも ウンって言ってるよ」

(人を褒めれないタイプ)


私∶「幻聴聞こえて苦しいけど〇〇から聞こえてるんだからね、誰も〇〇を悪く言ってないんだよ、その事を知っておこう?知らないと酷くなるんだよ」


ずっと前ならこんな風に言うと

俺の事わかってくれないと悲しそうに

言っていました


病識を持てるように 三男のわかる

様な簡単な言葉で 時々 伝え続けて

います


私の三男への 問いかけ方で⬆

本当に自分の声が 

周りの人の迷惑になっているから

布団を被る方法をとったかは

本当は 謎です


けれど、

◆さり気なく そんな

やり方もあるって事


◆それを、したら褒められるって事


◆自分で対処したことに繋がる


を、敢えて意識できたらっていう

点もあります


三男は メンツをとっても気にするので

正直にあまり話しません

私が ああいう言い方をしたから

「うん」と言った可能性もあります

それはそれで

私が"意識づけ"として

働きかけたと言う事で

結果はどうあれいいんです


布団に潜って 叫んだ体験を

また次に 繋げられたら…



夫にも 私にも褒められたことが

三男に、届きますように✵


届いてなくても 無意識で

口だけわかった風な三男に

一石を投じたい


そう言いながら

毎度 本当に騒音になってるけど

幻聴を、真に受け 苦しい三男の

心情を夫と兄弟にも

三男の辛さを少しでも

想像するキッカケにもしていきたい



そんな事を言う人が居なかったら

常に三男が悪者になる


それだけは避けたい

擁護じゃなく 現実として

庇うのじゃなく 事実として

自分が三男の立場ならって

考えて…