FUJIYAMAめだかです
メダカを飼育して何年か経ちますが
今のやり方がベストだとは思っておらず
「もっと良い方法はないか…」と
毎年何かしら、試行錯誤しながら
少しずつ飼育方法を変えています
失敗する事も多々ありますが
それも経験として糧になります
で、今年は「水」そのものを
変えてみました
我が家では湧き水が出ているので
以前まではメダカの飼育に
湧き水を使用していました
(以前も出荷前のメダカやヒレ長には
水道水を使用していました)
湧き水にも色々あるのですが
我が家の湧き水は
ごくごく表層を流れている水なので
井戸水などと比べて雑菌が多く
メダカを飼育するのには
結構気を遣います
水は一年中枯れる事が無く
水温も年間通して15℃なので
キレイな湧水も含まれていますが
雨の時には相当増水します
雨水に左右されるということは
それだけ地表に近い水脈ということなので
雑菌も多く含まれています
塩素は含まれていないので
水をポンプで吸い上げて
そのまま使える点や
水道代がかからないなどの
メリットもありますが…
一般的には水道水を使用している
ご家庭が殆どだと思うので
嫁ぎ先で水が合わない…
という可能性も無くは無いと思い
(出荷前には水道水に切り替えている上に
今までそんなご報告はありませんが(笑))
今年は思い切って全ての水を
水道水に切り替えてみました
ただ、以前もお話したように水道水には
遊離残留塩素が含まれています
バケツでの汲み置きをすれば
塩素は消えてくれますが
我が家の水槽の量では
それでも量が足りません
↑↓汲み置きの水は
水換え時の温度調節に使っています
…という事で
水道水を使う時に使っているのが↓コチラ↓
AQUAGEEKの淡水専用浄水器Simpleです
コレを通すだけで塩素を除去してくれる
優れものです
(フィルターは交換式です)
浄水器は色々なメーカーから出ていますが
処理能力に差があるので
検討されている方は、その辺も
確認されると良いかもしれません
家庭用の普通の浄水器は
観賞魚には適さない事もあるそうなので
ご注意下さい
で、この浄水器を通した水を
遊離残留塩素測定器で確認すると…
ちゃんと塩素が除去されています
実際のところ此方の地域は
もともと残留塩素がかなり少ないので
そのままメダカに使用しても
殆ど問題は無いのですが
やはり心配なのは濾過バクテリアで
メダカの為…というよりも
濾過バクテリアを殺さない為に
このフィルターを使っています(笑)
(↑まだ見ていない方は是非読んで下さい)
我が家のような表層の湧き水や
農業用水なんかには雑菌以外にも
藻や植物プランクトンが繁殖しやすいので
あっと言う間に緑色になってしまいます
湧き水は水道水よりも病気にもなりやすく
意外と水道水よりも管理が面倒です
以前にも書きましたが
底が見えるくらいの
グリーンウォーターは良いのですが
↑みたいに濃すぎるグリーンウォーターは
NGです
雨の翌日に
グリーンウォーターが突然透明になり
水槽の底に緑色の物体が
モヤッと沈んでいたら
危険信号なのでご注意下さい
グリーンウォーターは
植物プランクトンが豊富な水ですが
突然透明になった時は
雨などで水槽のバランスが崩れ
植物プランクトンが
死んだ状態となります
植物プランクトンが死ぬと
二酸化炭素を放出し
更に水質を悪化させます
今まではずーっと
程よいグリーンウォーターを維持するように
水作りをして飼育をしてきましたが
やはりメダカが見にくいという
デメリットもあるので
どうせなら今年はこれを機に
徹底的に透明な水で飼育してみよう
と、水道水に切り替えたついでに
今年は水換え頻度も上げ
他にも色々変えてみました
(他のモノはまた後日ご紹介します)
やってみて感じたのは…
透明な水はメダカが良く見えるし
コンディションも把握しやすく
見ていても気持ちが良いのですが…
やはりグリーンウォーターによるメリットも
かなりあるな…と感じました(笑)
その辺もまた後日
ご紹介したいと思います
以上
メダカの飼育水
でした
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