FUJIYAMAめだかです
前回に引き続き
初心者の方向けの内容なので
ベテランの方は温かい目で
見守って下さいね
FUJIYAMAめだかから
メダカを買っていただいた方には
発送のご連絡と共に必ず送っている
メッセージがあります
買って頂いた方はわかると思いますが
あの長ったらしいメッセージです(笑)
①・発送のご連絡
②・水合わせのご注意
③・観賞の際の容器の色
この3つは必ずお伝えしています
①はともかく、②と③に関しては
自分としては、せっかくご購入いただいたら、喜んでいただきたいですし、買って良かったと思って欲しいので、②と③をお伝えしています
特に②に失敗すると★になり、喜ぶどころか
ガッカリさせてしまうので…
メダカのコンディションや品質は
自分がコントロール出来るので
良い個体を送るように心がけていますが
②と③は自分ではどうにも出来ず
一歩間違えるとガッカリさせてしまう
結果になり得るのでお伝えしています
③の観賞の際の容器の色は
マリンブルーと深海以外は黒です
あとは紅富士の模様確認と
ウチの楊貴妃を一時的に楽しむのと
オロチの観賞には
白い容器を使いますが
他に白い容器で楽しむメダカは…
ちょっと思いつきません
メダカの保護色反応の関係で
指定の容器で見てもらうことで
本来の美しさが出ます
マリンブルーや深海を黒い容器で見ても良さは全然出ずに???となると思います
逆に三色なんかは白だと模様が消えますし
幹之やラメは光が見えなくなります
なので、あんなメッセージを送らせてもらっているんですね
前置きが長くなってしまったのですが
ここからが本題です(笑)
大切なのは②なんです
届きましたらメダカは袋の封を切らずに袋ごと水槽に入れ一時間程度温度合わせを行って下さい。その後水槽の水を少しずつ袋に入れ、様子を見ながらメダカのみを水槽へ移して下さい。
こんなメッセージを送っています
何故コレが重要かと言いますと
メダカは変温動物なので、
周囲の温度(水温)がほぼ体温となります
つまり急激な温度変化=自身の体温変化
となります
人間は恒温動物ですが
自分の体温が急激に変化したら…
多分…大変な事になりますよね?(笑)
とは言え、変温動物は恒温動物と比べ
多少の温度変化にも強いので
人間みたいに数度変わったら
ヘロヘロ~なんて事はありません
それでも、やはり温度ショックと呼ばれる症状で死んでしまう事があります
全水替えをしたら、
メダカが★になってしまった…とか
クルクル回って虫の息…
なんて経験ありませんか?
多分、温度が合っていないか
pHが違うからです
ショックをおこして
★になってしまうんです
もちろん塩素は魚にとって有害なので、卵の保管以外に水道水をそのまま使用している人はいないと思います
塩素の入った水道水をそのまま使うと魚の呼吸器系を破壊し、粘膜を傷付け、バクテリアを死滅させるので魚に良くないのは間違いないのですが、塩素が原因でスグに死亡…って事は少ないと思います
やはり
水替えや新しい水槽に入れる時に
即死に繋がるのは…
温度とpHだと思います
メダカを移す時、温度差は最大でも5℃以内に抑える…というのが一般的ですが、5℃の違いって結構なものです
手で触ったら相当な温度の違いが
わかると思います
自分は水替え時でも最大で2℃の差、基本的には出来る限り同じ温度にするようにしています
手で触ればだいたいわかるようになると思います
メダカを購入した際にも、輸送袋を一時間程度水に浮かばせておけば、熱伝導で、温度はほぼほぼ同じになります
ただし、真冬に届いたメダカをいきなり加温した水槽に移すのは好ましくありません
真冬に届いたメダカであれば、まずは室内無加温の水槽に入れ、数日後に徐々に加温していくのが好ましいと思います
水替えの際には出来れば温度計を使って、温度差がないようにしてあげるのが理想ですが、最低でも手で温度をみて、同じくらいの温度であるかは必ずチェックする必要があります
その昔、それでメダカを★にしてしまってからは、どんなに忙しい時も必ず温度合わせは行います
後はpHショックについてですが
飼育していると水質は酸性に傾いてきます。
徐々に変化していくのならメダカも対応出来ますが、急激な変化には耐えられません
特に急激にpHが上がる方には
滅法弱いのです
なので新しい水に移す時は、今の水と新しい水を徐々に混ぜ合わせ、新しい水に慣れさせてからメダカを投入する必要があります
何だか自由気ままに書いてたら
文字ばかりで長くなってしまいましたが…
要は
水替えや魚の投入時には
温度を合わせて
pHを慣らしてから
メダカを入れましょう!
という事でした(笑)
以上、
温度ショックとpHショックについて
でした