牡蠣殻とアンモニア | FUJIYAMAめだかのブログ

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富士山の麓でメダカを楽しんでいます。
当方の飼育環境や飼育方法の紹介をしていきながらブログを通じて日本全国にメダカの輪を広げたいです!

こんばんは口笛
FUJIYAMAめだかです富士山

前々回から引き続き
初心者の方向けの記事で
アクアリウムをやっている方には
一般的な話なので、ベテランの方は
温かい目で見守って下さいねおねがい

今回は
温度ショックとpHショックの話…
の予定でしたが、
その前に昨日の記事
重要な事を書き忘れていましたので
そちらを先に書きますてへぺろ

昨日の記事は
濾過バクテリアの話でしたが
バクテリアの住処として
多孔質の赤玉土を…という話をし
ただし赤玉土は酸性に傾く
だから牡蠣殻を入れて
水質を安定させている方も多い…
という話をしましたが
使い方を間違えると逆効果なので
気をつけて下さいねガーン

糞などから発生した
アンモニアの大半は
水素イオンと結合してアンモニウムイオン
となります虫めがね

アンモニウムイオンは
魚に害は少ないとされていますニコニコ

但し全てが
アンモニウムイオンになる訳ではなく
残ったアンモニアが魚に害をもたらしますガーン

で、重要なのがココなんですが
pHと温度によってアンモニアの量が変わる
のですびっくり

結合に必要な水素イオンは
酸性の水に多く含まれています。
仮に温度は同じだとしてpH6とpH8では
約10倍もアンモニアの量が変わってきます
また、温度が高くなっても
アンモニアの量が増えてしまいますガーン

なので、安易に牡蠣殻が良いのか~と
今ある酸性の水槽に
大量の牡蠣殻を放り込むと…
急激にアルカリ性に傾き
pHショックを与えると共に
有害なアンモニアを増やす事になりますえーん
(厳密にはアンモニウムがアンモニアに戻る)

我が家は元々の水質の絡みで
牡蠣殻を使用していませんが
牡蠣殻は酸性の水で溶け出すと
聞いていますので
急激な変化がおきないように
くれぐれもご注意くださいね?ウインク

また、アンモニアは
温度でも増えると書きましたが
メダカの病気の際には
温度を上げて菌の繁殖を抑える事をしますが
メダカが死んだ→
病気かも?(本当はアンモニアが原因)→
温度を上げよう!→
更にアンモニアが増える→
大量死…なんて事にもならないように
病気かどうか見極める注意が必要ですキョロキョロ

また、自分は基本的に赤玉土の飼育よりも
グリーンウォーターでの飼育をしていますが
グリーンウォーターの水
=植物プランクトン豊富の水ですニコニコ

植物プランクトンが針子や稚魚の餌となり
育成に最適なんですが
多分成魚も摂取していますもぐもぐ

水替えなどで、
グリーンウォーター飼育の成魚を
一時避難させると緑色の糞をしているので…
多分…食べてます(笑)


で、その植物プランクトンが殖える際に
アンモニア、亜硝酸、硝酸、りんなど
を吸収して増殖しますキラキラ

グリーンウォーターって素晴らしい拍手

ただし、
測った事がある人はわかると思いますが
グリーンウォーターの水は
アルカリ性な事が多いですびっくり

酷いときはpH9近い時もありました(笑)

そんな所へアルカリ性に傾けるんだ!
と牡蠣殻を入れる必要は無いので
そこも注意してもらえたらと思いますニコニコ

という事で、次こそ温度ショックとpHショックのお話ですてへぺろ

感謝祭以降
まさかのランキング一位継続中ですおねがい

元々応援して下さってた常連さん以外にも、感謝祭を機に常連さんになっていただいた方々のおかげで、感謝祭前よりもINポイントが増えていますラブ

また感謝祭をやれと言うことだと
肝に命じておきます(笑)

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