動物との理想のお別れは
動物の寿命が来て
安らかに眠るように
ぼくら飼主の腕の中で
見守られながら旅立って逝くことが
動物との理想のお別れ
じゃーないかと
ぼくは思ってる。
なので、動物のお別れがそろそろ
近いなって思う終末期には
病院に通院する回数を減らして
移動のストレスや病院に来る
ストレスを減らして
なるべく家でゆっくりと過ごして
もらうようにして
ムリな治療はしないで
家で旅立てるような準備をして
ぼくら飼主に見守られながら
旅立てるようにしていく。
それでもいざ呼吸が
止まりそうになったり
ぐったりしたりすると
慌て動物病院に担ぎ込むと
心肺蘇生の処置をして
息を吹き返せばいいけど
心肺蘇生の途中で旅立って
しまうこともあるし
動物病院に向かう途中で
旅立ってしまうこともあって
「連れて行かなきゃよかった」
「家で看取ってあげれば
よかった」と後悔したりする。
一生懸命寝ずに看病して
その日に限って寝ちゃって
起きたら旅立ってることもあって
「なんで寝ちゃったんだろう」
「寝ちゃってごめんね」
「看取ってあげられなくてごめんね」
「一人で寂しく旅立たせてごめんね」
って罪悪感でいっぱいになる
こともある。
仕事に行って帰ってきたら
旅立ってることもあるし
交通事故で旅立つことも
あったりと
なかなか、動物の寿命が来て
安らかに眠るように
ぼくら飼主の腕の中で
見守られながら
旅立つことって現実的には
少ないなって思う。
ぼくが思ってる動物との理想の
お別れと皆さんの思ってる理想が
同じかどうかわからないけど
ぼくは、動物の終末期には
ぼくが思ってる動物との
別れの理想に近づけるように
サポートしてる。
けど、それはぼくの理想であって
じゃー実際ぼくら飼主の
腕の中で死んでいく動物を
看ていられるかって
言われたら
看ていられないよね。
見殺しにしているように
感じる人もいると思うし
「やっぱり死んでほしくない」
って思う人もいると思う。
ぼくの理想が実際、飼主さんが
できるのかって考える。
死を見届けるって
簡単なことじゃない。
特に初めてのお別れだったら
難しいね。
今日もありがとう
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