動物が弱いから病気になる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  今、病気を抱えながら

  たくましく生きてる動物と

  一緒に生活してる人も

  いると思う。

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主は動物が病気になると

  弱いから病気になると

  思ったりするよねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

  「うちの子は体が弱いから

  病気になった」

 

 

 

 

 

 

 

  「病気になるのは体が弱いから」

  「弱いと長生きできないでしょうか」

  って飼主さんに言われることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

  なんとなく弱いから病気になると

  イメージあるけど決して弱いから

  病気になるわけでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  弱いって免疫力が弱くて

  病気になるって思いがちだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  今はどちらかと言うと免疫が

  暴走する方が問題になってる。

 

 

 

 

 

 

 

  糖尿病だったり

  アレルギー、慢性腎臓病

  膵炎、脳炎、肝炎、腸炎

  肺炎、がんなどは

 

 

 

 

 

 

 

 

  炎症が問題で

  慢性の炎症が起こることで

  病気になるとわかってきてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  免疫が過剰に暴走することで

  慢性の炎症が起こって

 

 

 

 

 

 

 

 

  サイトカインっていう物質が

  出て悪さをして病気になる。

 

  

 

  

 

 

  

 

 

  免疫が過剰に反応して

  暴走することで炎症が起きて

  病気になることもあるから

 

 

 

 

 

 

 

 

  免疫力が弱くて病気になる

  わけでもなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

  体が弱くて病気になるわけでもないのさ。

 

 


  

 

 

  

 

  病気になると「弱い子」

  「弱い子」は長く生きられない。

  「弱い子」はダメ。

  病気はダメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

  って思ってしまうけど

  動物はそんなことはない。

 

 

 

 

 

 

 

  病気があってもプライドを持ってたくましく生きてる子もいるし、長い生きしてる子もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  人の勝手な思い込みで

  動物のことをみるのは

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物からしたらいい迷惑だし

  大きなお世話だね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  病気があったってプライドを

  持って強く生きてる子は

  たくさんいて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前に当院で一緒に暮らしてた猫は

  プライド高き女王様で  

  12歳の時に慢性腎臓病になって

 

 

 

 

 

 

 

 

  19歳で旅立つ時まで

  7年間治療したし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、

  肥大型心筋症になっても

  旅立つその日までプライドを持って

  強くて生きてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主は動物が

  病気になると勝手に

  弱い子って思ってしまうけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物はプライドを持って力強くたくましく生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  決して病気になるからといって

  弱い子じゃーない。

  勝手に弱い子にしないでね。


  

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

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