動物が発作を起こしたときは
なるべく原因を突き止める。
発作が起こる原因として
不整脈、低血圧、低血糖
低コルチゾール、電解質異常
重症筋無力症、前庭障害
中毒、肝疾患、代謝障害
低カルシウム血症、尿毒症
水頭症、脳腫瘍、脳炎
脳出血、脳梗塞など
が考えられるから
これらを確認していくために
検査をする
神経学的検査、運動検査
血液検査、レントゲン検査
超音波検査、尿検査、MRI検査
などをして
発作の原因を調べていく。
まずは麻酔をかけなくても済む
神経学的検査、運動検査
血液検査、レントゲン検査
超音波検査、尿検査をして
発作を起こす原因が
ないか確認していく。
そこで考えられる原因をある程度
絞ってから、必要であれば
麻酔をかけるMRI検査をしていく
通常、神経学的検査、運動検査
をして脳神経に異常が診られなくて
血液検査、レントゲン検査、超音波検査
尿検査で異常がなければ
てんかんの可能性が高くなる。
ぼくは、10歳以上の高齢の子は
MRI検査をお願いする。
飼主さんの中には麻酔をかけるのが
イヤな方もいらっしゃるし
検査費用の問題があってMRI検査まで
できないこともある。
そうなるとてんかんと仮診断して
てんかんの治療を開始していく。
先日、シュナウザーの子が急に
発作を起こした。
神経学的検査、運動検査、血液検査
レントゲン検査、超音波検査、尿検査
をしてすべてに異常がなかったので
てんかんじゃないかと思ったんだけど
13歳という年齢だったので
念のためにMRI検査をお願いした。
その飼主さんは快く承諾してくれたので
MRI検査をしたら
脳腫瘍が前頭葉と言うところにあった。
前頭葉に腫瘍ができると確かに
発作以外の症状が出ないこともあるけど
大きさを考えたら他の症状が出ても
おかしくない大きさだったのになかった。
脳神経外科専門の先生のところに
行ってもらい手術できるかどうか
確認していく。
その先生は医師として脳神経外科で
人の脳の手術をしてた先生なんだけど
獣医師免許も取って動物の脳の手術も
するようになった先生で
今は、人と動物の両方の脳の手術を
してるスゲー先生。
脳腫瘍ができた場所があまりよくない
場所なので手術できるかどうか
わからないけど
この先生ならできる可能性がある。
今回の経験によってやはり発作が
起きた時はMRI検査が必要だと
改めて感じた。
麻酔の問題や費用の問題があって
MRI検査ができないこともあるけど
脳の状態は見た目ではわからない
ことも多いから
発作が起きた時は、できれば
MRI検査をして脳の状態を
確認した方がいいのさ。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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