猫に薬を飲ませるのはホント難しい
猫の飼主さんは苦労する。
うちの猫は幸い粉薬も錠剤も漢方薬も
飲んでくれるからいいけど
猫の飼主さんはホント苦労すると思う
猫の投薬に関する質問をもらったので
答えるよ。
猫はそもそも苦いのがダメだね。
ベロの苦みの位置は一番奥で
苦みは自分の命を守ってる。
猫にとって苦いものは命を落とす
可能性があるものだから
苦いものは受け付けないようになってる。
泡をぶくぶく吐く子もいるよね。
薬は苦いものがあるからベロの奥の
苦みを感知するところよりも
更に奥に入れないと薬を飲んで
くれない。
ちょっとでもベロについてしまうと
飲まなくなる。
錠剤なら躊躇なく一気に喉の奥に
入れることがポイントになるけど
そもそも猫が口を開けて指を奥まで
突っ込ましてくる猫ならいいけど
そんな猫の方が少ない。
ましてや錠剤ならいいけど
粉や液体、カプセルはベロと
接触しないように飲ませるのはムリ!
液体は直接飲ませたり、
他のものと混ぜたり
粉は何かに溶かして液体にして飲ませたり
何か他のものと混ぜたり
カプセルは中身を出して何かに溶かして
液体にして飲ませたり
何か他のものと混ぜたり
いろいろ工夫して飲ませるけど
液体にしても何かに混ぜても
どうやっても飲まない子はいる。
そうなると注射になる。
質問の方は大きい錠剤ということなので
ピルカッターで錠剤を1/4錠にカットして
小さくしてそれを一気に4回飲ませれば
1錠飲んだことになるけど
4回も飲ませなくちゃいけないから大変
粉にして何かに混ぜる方法もあるけど
この方はちゅーるに混ぜてみたけど
ダメみたい。
そうなると難しいね。
ちゅーるはかなり革新的なアイテム
ちゅーるなら飲めると言う子もいるし
ちゅーるなら食べるという子もいる
ぼくにとってはちゅーるは
助け舟になったことは確か
慢性腎臓病の末期でちゅーるなら
食べてくれるとか
薬をちゅーるに混ぜたら飲めた
という猫は多い。
それでもダメな子はダメだよね。
何をどうやっても薬が飲めない子はいる
そんな時は注射になるけど
西洋医学の注射は毎日打たなきゃ
いけないとか
1日2回打たなきゃいけないとかで
現実的じゃない。
毎日病院に猫を連れて来れるほど
飼主さんも暇じゃない
ぼくはホモトキシコロジーの注射をしてる。
ホモトキシコロジーの注射なら
基本は週2回の注射になるから
週2回病院に来てもらうことになるけど
週2回なら何とか来れる人もいる。
毎日よりはましだね。
猫はどうやっても薬を飲まない子はいるから
そんな時はホモトキシコロジーの注射で
治療するのはいいね。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
質問に関する話
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