便移植療法による治療が
注目されつつあるね。
人では難治性指定の病気で
潰瘍性大腸炎っていう病気が
あるんだけど
薬による副作用があったり
薬が効かない人もいてなかなか
治療が大変な病気なんだ。
その患者さんに健康な人の
便を移植するという治療法が
行われ始めてる。
アメリカではこの便移植療法が
犬猫でもやられているんだ。
健康な犬猫のうんちを撹拌して
こしてうんちジュースを作って
うんちジュースを犬猫のお尻から
チューブを入れて移植するんだ。
犬猫の場合は、この健康の犬猫の
うんちを用意するのが大変
そのうんちが何も問題がないこと
を証明するためにものすごく
たくさんの検査をする必要が
あるんだ。
寄生虫の検査はもちろんだけど
遺伝子検査もして、
ウイルスや細菌などの病原菌の
検査、遺伝子検査もして、
ありとあらゆる検査をして
クリアできれば便移植として
使えるうんちになるんだ。
日本で実用化できるとしたら
大学レベルで研究の1つとして
やる必要があるぐらいに
なっちゃうね。
うんちを提供する側もされる側も
全身麻酔をかけての内視鏡検査も
必要になる。
犬猫のうんちバンクができれば
提供するうんちの検査は終わってる
から
それなら移植される側の検査だけ
すればいいので便移植療法が
できるようになるかもしれないね。
ちょっと前までは便移植療法も
論文レベルだったのに
もう実際に行われてる症例も
あるから医療の進歩はどんどん
加速してるね。
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