ステロイドは何が悪いのか | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

ステロイドは副作用があって

よくないって言うけど

 

 

じゃ何がよくないのか

っちゅうことだね。

 

 

ステロイドは免疫を抑えるから

よくないって言うのは有名だね。

 

 

ステロイドが体の中でいっぱい

になると

 

 

・肺血栓塞栓症

・糖尿病

・ステロイド肝障害

・全身性高血圧

・糸球体腎症

・尿路感染症

・腎盂腎炎

・膀胱結石

・うっ血性心不全

・皮膚感染症

・膵炎

・慢性炎症性疾患

など

 

 

まぁいろんな病気になるね。

(漢字がいっぱいで中国語か)

 

 

字みただけで読む気失せるね。

 

 

この中でも一般的にはあまり

有名じゃないんだけど

 

 

長い間ステロイドを過剰に

飲ませてると起こるのが

 

 

肺血栓塞栓症なんだ。

 

 

脳梗塞や心筋梗塞の肺ばんだと

思って。

 

 

肺で血の塊が詰まって呼吸が

苦しくなったりするんだ。

 

 

レントゲンを撮っても血栓が

見つかることはないから

わからないんだよね。

 

 

逆にレントゲン撮っても異常が

ないのに呼吸が苦しいというのは

おかしいから

 

 

ステロイドを飲んでないか

確認して、ステロイドを長い間

沢山飲んでたら疑うね。

 

 

あんまり一般的ではないし

こんなになるまでステロイドを

沢山長く飲ませることは最近では

ないから診ないけどね。

 

 

20年近く前はステロイド獣医って

いう名前がついちゃうぐらい

ステロイドをいろんな病気に

 

 

いっぱい使っていた時代が

あったけど、今はもうないね。

 

 

ステロイドはむやみやたらに

使うような薬じゃないからね。

 

 

ステロイドは副作用が怖くて

キライな人は多いけど、

 

 

病気によっては使わないと

いけない時もあるし、

 

 

間違った使い方をしたり

しなければ、安全に使える

薬でもあるんだ。

 

 

今日のまとめ

 

・ステロイドの副作用による病気が

沢山ある。

 

・長い間沢山飲むと肺血栓塞栓症

になる。

 

・間違った使い方をしなければ

安全に使える薬でもある。

 

でした。

 

 

 

 

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