脂質は食べ物の吸収とは違う独自のルートをとる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

食べ物を食べると小腸で

消化酵素と腸内細菌の働きで

分解していくんだけど

 

 

脂質以外の蛋白質や炭水化物等は

小腸で吸収されると

 

 

血液に運ばれて肝臓に行って

肝臓で毒物や薬物などの

不要なものが取り除かれた後に

 

 

栄養分だけが心臓によって

全身に運ばれていくんだ。

 

 

脂質だけは、胆汁といって肝臓の

胆嚢に溜められてる消化液の1つ

なんだけど

 

 

その胆汁によって脂肪酸と

グリセリンに分けられて

吸収されてリンパ管に入るんだ。

 

 

そしてリンパ管に入って肝臓を

通らずに静脈に入って直接心臓

に行って全身に運ばれて行くんだ。

 

 

だから食べ物の中に含まれる

脂質の量と質は、その他の

栄養素と比較しても

 

 

直接、体に与える影響が大きいと

言うことになるんだ。

 

 

昨日話した酸化した油は過酸化脂質

といって体に有害な物質に

なっちゃうんだよね。

 

 

過酸化脂質は、細胞を傷つけて破壊

したり、血管の壁に付きやすくて

血管の壁に付くと血管を狭くして

 

 

狭心症や脳梗塞の原因になったり

するんだ。

 

 

その恐ろしいものが他の蛋白質や

炭水化物などの栄養の場合は

肝臓で処理されるけど

 

 

脂肪は肝臓で処理されないで

心臓からダイレクトに全身に

運ばれちゃうんだ。

 

 

全身に過酸化脂質が運ばれて

脳、腎臓、肝臓、肺、心臓などで

悪さをして臓器がダメージを

受けたり、

 

 

血管が細くなって梗塞を

起こしたり癌になったりするんだ。

 

 

だから脂質の量と質はとっても大事

酸化した油を沢山採ってると

梗塞になったり、癌になったり

 

 

臓器や組織が障害を受けて

肝障害とか腎障害とか脳障害とか

になったりするよ。

 

 

脂質の採り方には注意してね。

 

 

◆下記の記事も参考にしてください。

~油の話に関する参考記事~

 

 

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