猫伝染性腹膜炎の治療について | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんにちは。

人間より動物好きの獣医

藤原です。

 

 

 

昨日、猫伝染性腹膜炎の話を

したので、治療の話もしとくね。

 

 

と言いながら猫伝染性腹膜炎の

治療は、ほとんど効果がないので

症状に対する治療になっちゃうん

だけどね。

 

 

一般的には、インターフェロンと

ステロイドがメインな治療かな

って思うんだ。

 

 

血管が炎症を起こしてしまうので、

その炎症を抑える治療としては

ステロイドだね。

 

 

ただ、ステロイドは炎症を抑えてる

だけなので、ウイルスに対する

治療じゃないね。

 

 

ウイルスに対する治療として、

インターフェロンを使うけどどこまで

効いてくれるかどうかはわからないね。

 

 

結局症状治療になっちゃう。

胸水が溜まったら胸水を抜くとか

食欲が落ちたら食欲増進剤を

使うとか、になるね。

 

 

後は、免疫をあげるようなサプリメント

だったり、漢方薬だったり、

ホモトキシコロジーだったりする。

 

 

統合医療と呼ばれているところの

治療だね。

 

 

当院に通院している猫ちゃんは

インターフェロンの注射と

プラセンタの注射、

ホモトキシコロジーという治療の

注射を週2回打って治療してる。

 

 

なかなか効果のほどは難しいけど

血液検査の値はよくなってる。

 

 

何とか、猫伝染性腹膜炎を抱え

ながらでもいい状態が保てるように

思考錯誤してるよ。

 

 

猫伝染性腹膜炎は、予防方法がない

からならないようにすることは難しいね。

 

 

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