こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。
ねこちゃんの結膜炎は感染が
ほとんどなんだよね。
感染症には、ウイルス感染症
の他、細菌感染症もあるんだ。
細菌感染で、多くみられるのが
クラミジアとマイコプラズマ
というばい菌による感染が
多いね。
クラミジアは、最初は
片目が赤くなって、結膜が
腫れてくるんだ。
粘液の様な目やにが出る。
3~7日後には両目に目やにが
出るようになるんだ。
かなり、充血して結膜が腫れる。
クラミジアは、細菌なので、
治療は抗生剤の点眼薬と
内服になるんだ。
治療期間が3~4週間と
ちょっと長く1か月治療する
必要があるから大変。
マイコプラズマも同じように
最初は片目の結膜の充血や
涙目がみられる。
その後、かなりひどく結膜が腫れて
白い粘液性の膜を作っちゃう。
検査による確定診断は難しい
けど、抗生剤の眼薬により
劇的に改善するよ。
ねこちゃんの結膜炎は基本的
には、感染症だからウイルスか
細菌感染が一般的なんだ。
ウイルスか細菌かを診断するには、
結膜の細胞をマイクロブラシという
特殊なファイバーで作られている
ブラシで結膜の細胞を取って
顕微鏡でみて診断するよ。
特殊なファイバーは結膜を傷つけ
ずに細胞を取ることができるんだ。
結膜の細胞を顕微鏡でみて、
細胞質内封入体が見られるか
どうか確認して、
細胞質内封入体があれば
クラミジア感染症になるんだ。
細胞質内封入体がなければ、
その他ということになって
治療に入るか確定診断を付ける
為にウイルス検査をするかに
なるんだ。
ウイルス検査をしてウイルスを
持っているかどうか血液検査で
確認することもできるんだ。
ウイルス検査をしない場合は
治療効果を診て良くなるか
どうか確認します。
よくなれば、経過観察して
再発しないどうか経過をみて
いくんだ。
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