どのようにして病気になるのか2 毒血症編 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

どうして病気になるのだろうか

の続きの話をするね。

 

前回の話はこちらから

どうして病気になるのだろうか

 

 

第二段階:毒血症

 

 

体の中から外へ排泄しきれなかった

毒素が血液やリンパ、組織の中で

これ以上溜められない状態に

なるんだ。

 

 

これを毒血症というんだ。

 

 

体は細胞からできていて、

細胞はそれぞれが生きているの。

 

 

細胞は、酵素や栄養を取り入れて

エネルギーを製造したり、

組織を作ったり、

生命機能をつかさどったり

している。

 

 

この細胞を取り囲んでいるのが

体液で細胞は体液を取り入れることで、

酵素や栄養を取り込んでいるの。

 

 

この体液が毒素でいっぱいになると

栄養や酵素を取り入れることが

できなくなったり、細胞の中の毒素を

細胞の外へ運び出すことも

できなくなるんだ。

 

 

そうなると細胞は変性したり、

老化したり、突然変異を起こしたり、

死んだりしちゃうんだ。

 

 

このような毒素に侵されている

細胞で構成された組織は

異常が生じてくるの。

 

 

これが第二段階です。

 

 

ここまではまだ、病気として

症状が出てくることはないんだ。

 

 

第3段階になってくると

病気としての症状が出てくる。

この話は次回にするね。

 

関連記事

どうして病気になるのだろうか

 

記事を読んで「いいね~」と思ったら
お友達にリブログ、シェアしてもらえるとうれしいです。

 

LINE@やってます。

獣医のこばなしを

発信してま~す。

友達登録をお願いします。

  友だち追加数

 

フォローしてくれたら

うれしいです。

フォローしてね…