自分のことがわからんかった
ぶちくそやべぇ人間の時は、人の顔色ばかりをみて、人目を気にして、不安、恐怖に怯えて、わしよりも他人を優先しとった。
そんな時は、自分のことがわからんかった。
わしが何をしたいのかも、何が楽しいのかも、何が幸せなのかも、何が面白いかもわからんかった。
笑うこともほとんどなく、いつも機嫌が悪い顔をしとった。
日々の診療をこなしていくだけじゃった。
わしの為に仕事を休むというのは、わがままじゃと思うとった。
わがままいうたらいけん、我慢せんといけんと勝手に思うとって、自分の為とか、自分を大事にするということは、わがままじゃ~思うとった。
今考えりゃ~わかるんじゃが、そんな我慢して、機嫌が悪うなって、潰れて、壊れとる獣医なんかに診てもらいとうないのは、客観的に見たらわかるんじゃけどそん時はわからんかった。
それがええこと、それが当然じゃ、人の為、動物の為じゃ~と勘違いしとった。
恐ろしい勘違い野郎じゃった。(やべぇやつ)
それでも、自分が必要なタイミングでわかるようになるときがくる。
そのタイミングがいつなんかはわからんが必ず来る。
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