猫の攻撃行動について | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
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前回は、過活動についての話をしました。
今回は、猫の問題行動について話をします。
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今までは、犬の行動についての話がメインでしたが、今回は猫の問題行動についての話をしていきます。
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犬の方が問題行動は、出てくることが多いですが、猫にもあります。
猫の場合は、主に攻撃的な問題が多いと思います。
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仰向けにしようとすると攻撃してきたり、噛み付いてきたり、猫パンチをしてきたり、後ろ足で攻撃してきたりすることがあります。
主には、恐怖による攻撃性ではないかといわれています。
防御ができない姿勢になったり、恐怖に感じたりすることでおこるといわれています。
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他の猫に対する攻撃性は、順位を決めたり、自分のテリトリーを守るようなことがあるかもしれません。
今まで猫を飼っていて、新しく他の猫を入れるときにこのような攻撃行動が見られるかもしれません。
新しい猫を入れるときには、ゆっくりと徐々におこなっていく必要があり、注意が必要です。
去勢したり、避妊した後でも見られるようになります。
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飼主様と遊んでいるときに突然、噛み付いてきたり、後ろ足でキックしてきたりすることがあります。
猫を複数お飼いの場合は、他の猫と遊んでいて、突然喧嘩になったりすることがあります。
猫は、捕食行動に関連した遊び行動が主になります。
このような行動は、早期離乳した猫に見られるという報告もあります。
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猫の攻撃性で多いものに攻撃対象が別にあって、それに攻撃ができないときに代わりに無関係の人や他の動物やものに対して攻撃をするということがあります。
とばっちりを受けてしまうことがあります。
例えば、家の近くに野良猫が来ていて、その猫に窓ガラスがあって攻撃できない場合などで、飼主様にあたったり、他の動物がいるようでしたらそちらにあたったり、ものに当たったりします。
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猫の問題となる攻撃行動には、このようなさまざまな原因による攻撃行動がありますので、
それにあわせた対応をする必要があります。
バッチレメディもそれぞれのときにあわせたものが必要になります。
この話は、次回にお話します。