おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
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前回は、肥満につながるフードの話をしました。
今回は、肥満に効果のあるバッチレメディについて話をします。
ただ、これは肥満のペットに効果があるのではなく、からくりがあります。
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動物の肥満には、人、食事、おやつ、運動の４つの問題がある話をしました。
食事とおやつについては、動物が自分で食事をしたり、おやつを食べたり、おやつを買いに行って食べるということはできません。
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動物が、食事を選ぶことも買うこともできないのです。
全て人から食事をもらうしか、方法がなくなりました。
人によって飼われている以上、人が動物の食事やおやつを管理していることになります。
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そうなるとスマートにするのも、肥満にするもの人次第ということになります。
飼主様、皆様「そんなにあげていないんだけどね」「かわいそうなんだよ」といわれます。
実際に与えていただいている口にするもの全てを教えてもらうとドックフードやキャットフードの他におやつや歯磨きガム、ジャーキー、ボーロ、サプリメント、なまり、鰹節などなどが出てくることが多いです。
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ドックフードもキャットフードも体重の量を与えていて、なおかつ、おやつも歯磨きガムもサプリメントも与えていれば、確実にカロリーオーバーになりますし、栄養過多になります。
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もし、おやつや歯磨きガム、ジャーキー、ボーロ、サプリメントなどを与えるようでしたら食事の量を引いてあげていかないと与えすぎになってしまいます。
１日に口から入れる全てのものが肥満に直結していきます。
牛乳も油が入っていますので、牛乳を与えるようであれば、牛乳分を食事から引く必要があります。
その調整をする必要があります。
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そうなると「何もあげられなくてかわいそう」となってしまいます。
その人の心理は、「何も動物にあげられない、自分がかわいそう」ということになります。
動物たちが「私かわいそう」といったのであればそれはそうかもしれませんが、動物たちが本当にそういったかどうかは不明です。
そうなると人の心理がそこには働きます。
最初にお話したバッチレメディが肥満に効果があるのは、人に効果があるということになります。
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ペットに気にかけすぎることによって愛情や関心を引きたくなるときにはチコリーを試してみてください。もちろん自分にですよ。
食事の量を減らすと栄養不足になって死んじゃうんじゃなかと心配になってしまうときは、レッドチェストナットを使ってください。
ペットとの関係を維持したいためにおやつを与えている場合は、セントーリーを使ってみましょう。
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このようにバッチレメディは、肥満の動物に効果があるのではなく、与えてしまう人の方に効果があります。