この時期の熱中症対策としてバッチレメディ | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店


おはようございます。ふじわら動物病院、藤原です。
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前回は、新しい家族を受け入れるときにバッチレメディが有効だという話をしました。
今回は、この時期の熱中症に対してバッチレメディが使える話をします。
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今の時期は、特に暑い日が続いています。
東京では、8日間連続で猛暑日になったり、湿度も60%ちかくあるような日が続いています。
人でも熱中症で亡くなってしまう高齢の方が多くなっています。
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こんなときは、動物も熱中症になる可能性が高くなります。
特に心臓病を持っていたり、短頭種だったり、高齢だったりすると熱中症になるリスクは高くなります。
人がいるときはエアコンをつけても、人が外出されるときにエアコンを切ってお出かけになったりすると帰ってくると熱中症になっていることがあります。
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熱中症はなくなってしまう怖い病気なので、注意が必要です。
特に湿度が高い日は、気温が猛暑日ではなくても熱中症になる可能性が高くなりますので、注意してください。
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ペットが軽度から中度の熱中症になっているようなときは、できるだけ早く体温を下げることが大事になります。
肛門に体温計を入れて体温を測ってください。
40℃近くあるようなら体温を下げる必要があります。
冷水を使う方法が一番手っ取り早い方法になります。
ペットの身体を冷水につけて呼吸ができるように顔を上げてください。
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ペットが大きく冷水につけられる場所が確保できなければ、身体にかけてください。
冷水は、あまり冷たくしすぎると抹消血管を収縮させてしまうため、血液の循環が悪くなり、熱の放出ができなくなるので、20度前後の水につけるのがいいでしょう。
そして、飲み水も与えてあげてください。
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そのときにレスキューレメディやスターオブベツレヘムを頻繁に与えるといいです。
レメディを水に入れて飲ませたり、耳に滴下したり、歯茎にすり込んだりして頻繁に与えるようにしてください。