犬、猫が食べると危険なもの アボガド | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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お正月休みが明日までという方も多いのではないでしょうか。
そこで、もう少し犬、猫が食べると危険なものの話をしようと思います。
お正月にあまり食べることはないかもしれませんが、最近では、サラダやお寿司などに使われることも多い食材なのですが、私も大好きなアボガドです。

アボカドに含まれるペルジンというものが犬や猫には毒になります。
ペルジンは、果実だけではなく、葉、種子、樹皮にも含まれています。

食べて中毒をお越した時の症状は、嘔吐、下痢、胃腸の炎症があります。
更には、死亡する場合もあり、大変危険です。

これらの症状は、たくさん食べたときに発症します。

しかし、ペットフードの中にアボガドが使われているものがあります。
これに関しては、わからないというのが現状です。

アボガドの中でもグアテマラ系のものが最も危険であり、そのほかの種類のものはそれぞれ程度が異なるそうです。
そのため、どのような種類のものがどんな加工をして、どの程度の量を使われているのかわからないため、危険なのかどうかわかりません。

ただ、生のアボガドを食べると危険なので、食べさせないでください。