本日は、日本臨床獣医学フォーラム年次大会に
参加しました。
全国のたくさんの先生方が参加されていました。
また、たくさんの講師の先生方が講演をされました。
とても勉強になる講義もたくさんあり、大変勉強に
なりました。
私は、歯科学、口腔外科学、循環器病学、整形外科学
腫瘍学の講義を受けました。
今日1日で、大変勉強になりました。
歯科学では、短頭種が羅患しやすい歯科疾患と
その対応という内容の講義を受けました。
短頭種は下顎や頭骸骨が短く、第1前臼歯~第4
前臼歯の間は狭く横に並んでしまい、
歯間も狭い為、歯石が付きやすく歯周炎が
おこりやすい状態です。
その為、ホームデンタルケアが必要で特に
内側のケアが大事になります。
短頭種は欠歯が多く、欠歯は埋没歯になっている
事が多く、埋没歯しは歯茎の中で嚢胞を
つくっていることがあり、この嚢胞をそのまま
にしておくと顎の骨が溶けてきて下額が
折れることがあります。
埋没歯はレントゲンを撮って確認し、
あるようなら、嚢胞ごととる必要があります。
嚢胞は少しでも残すと再発をする危険性
があるため、難しく専門医による手術が
必要になります。
今まで欠歯は、レントゲンの必要があるため
歯のレントゲンをとるためには麻酔が
必要になるため、積極的な検査のお話は
していなかったのですが、これからは
しっかりと麻酔をかけての検査を
おすすめしようと思いました。