五臓の中の肝 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

肝臓は思考活動の中心であり、人が

思考を巡らせることのできるのは

肝臓の為と考えます。


肝臓の性質は剛強であり、肝っ玉の

すわったという肝っ玉は、肝臓を

さします。


肝臓に異常が生じると思考活動が

鈍り、ぼんやりとして、無気力に

なることが多くなります。


肝臓は血を貯蔵して、からだの血液量

を調整する働きがあります。


肝臓は過剰に怒ると精神上の激しい

刺激を受けて、その正常な動きができなく

なります。


ひどい時には、吐血を引き起こすことが

あります。


激しく怒ったときに吐血をすると

肝臓に対する治療も大切になります。


肝臓と筋肉は密接な関係があるとされて

います。

筋の痛み、筋のひきつれ、巻き舌、陰嚢の

収縮など、筋肉の全ての症状は、肝臓の病変

の現れとされています。


さらに肝の血液が不足するとその症状は

爪に現れて、柔らかくなったり、薄くなったり、

色が淡白となって艶がなくなります。

爪の状態で肝臓の状態がどうなっているか

知ることもできます。



慢性のかすみ目、めまい、両目の乾燥、とり目

などの眼に生じる異常は、肝臓と関係があります。

目に症状がある時は、肝臓の治療を重視します。




動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ