五臓と五行の関連性4 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

五臓とは、肝、心、脾、肺、腎の五つの臓器

のことで、陰陽にわけますと腑に対して臓は

陰とされています。


五臓をそれぞれの位置関係からみると心、肺

は胸腔内にある陽の臓器ですが、さらに分け

ると心は陽となり、肺は陰となります。


肝、脾、腎は腹腔にある陰の臓器ですが

さらにわけると肝は陽で、脾は陰で、腎は陰

となります。


このように陰陽の分類は、相対的な見方に

よっていろいろに違いが生じます。


また、五臓を五行、五方、五季などに

わけると肝は五行では木、五方では東

五季では春となります。


心は五行では火、五方では南、五季では夏

となります。


脾は五行では土、五方では中央、五季では土用

となります。


肺は五行では金、五方では西、五季では秋と

なります。


腎は五行では水、五方では北、五季では冬と

なります。


これらの関係は、診断や治療に深いつながり

を持っていて、肝は木の性質に属すること

からその機能は春に盛んになり、また春に

肝の病が起きやすいとされています。


動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ