五臓と五行の関係性3 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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五臓と五味


酸、苦、甘、辛、鹹の五種類の味を五味

といいます。


五味には、それぞれ入りやすい臓があります。

入ってその臓を養う働きをします。


過剰な摂取はその臓器を傷つける恐れがあります。


酸の物

肝に入りやすく、酸味は肝の衰弱を助けます。

しかし、酸は筋肉を傷つけるから、筋の異常

がある場合は、多量摂取は禁物です。


もし、過度に摂ると筋肉が萎縮して唇が変形

します。


苦の物

心臓に入りやすく、心臓の衰弱には苦味は、

好適です。


しかし、苦は骨を傷つけるので、骨の異常が

ある場合は、多食を避ける必要があります。


もし摂りすぎると皮膚が乾燥して、体毛が

抜けてしまいます。


甘の物

脾臓に入りやすく、脾臓が衰弱した時には

甘味を好みます。

しかし、甘は肉に悪影響を及ぼしますので、

多食は禁物です。

もし摂りすぎると骨が痛み、毛が脱毛します。


辛の物

肺に入りやすく、辛味は肺の衰弱に用いると

いいですが、氣に悪影響を及ぼすので、氣の

病がある場合は、多食は禁物です。


もし摂りすぎると筋肉がひきつって爪が枯れて

きます。

鹹の物

腎臓に入りやすく、鹹味は腎臓の衰弱には

好適です。

しかし、鹹は血を痛めるので、血の異常が

ある場合は、多食を避けなければいけません。

鹹の多量摂取は、血の異常を高めて脈行が

渋滞して顔色が悪くなります。


異常の関係は、日常の飲食では、五味を調節

させて、五臓の求めに適応させることが大切

で、五味の偏食は身体の調和が乱れている

ことになります。




動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ