末梢血流量の増加 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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3.末梢血流の増加


オゾンが血液の中の脂質と反応する

と血管の内側の壁の内皮細胞で

一酸化窒素を産生します。


一酸化窒素は体内では、末梢血管を

広げる作用があります。

その為、オゾン療法により末梢血管が

広がると末梢血管の血流が増加します。


オゾン療法により全身の隅々まで

血液がいきわたるようになります。


オゾンと血漿との反応で出てきた

活性酸素は血液の中の血小板に

作用して、血液が固まる作用を

促す物質を抑制して、血液がさらさら

状態になります。


これもまた、末梢血流を増加する

ことになります。


オゾン療法は、血小板の凝集作用を低下

させて、赤血球の変形能力を向上させ

白血球同士の付着を防ぐ効果があります。


末梢血管が広がり、血液がさらさらに

なって末梢血管の血流が増えて細胞に

酸素が多く運ばれることはとても

いいことです。


細胞の活性化にもなりますし、老化の防止

デトックスの増加にもなります。



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