3.末梢血流の増加
オゾンが血液の中の脂質と反応する
と血管の内側の壁の内皮細胞で
一酸化窒素を産生します。
一酸化窒素は体内では、末梢血管を
広げる作用があります。
その為、オゾン療法により末梢血管が
広がると末梢血管の血流が増加します。
オゾン療法により全身の隅々まで
血液がいきわたるようになります。
オゾンと血漿との反応で出てきた
活性酸素は血液の中の血小板に
作用して、血液が固まる作用を
促す物質を抑制して、血液がさらさら
状態になります。
これもまた、末梢血流を増加する
ことになります。
オゾン療法は、血小板の凝集作用を低下
させて、赤血球の変形能力を向上させ
白血球同士の付着を防ぐ効果があります。
末梢血管が広がり、血液がさらさらに
なって末梢血管の血流が増えて細胞に
酸素が多く運ばれることはとても
いいことです。
細胞の活性化にもなりますし、老化の防止
デトックスの増加にもなります。