どのようにして病気になるのか2 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

どのようにして病気になるのかの続き

です。

 

これから先は、病気の症状が出始める

段階になってまいります。

 

第三段階:刺激

 

毒素で細胞が「刺激」を受けダメージを

受けていることを神経のネットワーク

察知をします。

 

察知すると色々な症状を出すことにより、

体に警告を出して、体に毒素が溜まって

ダメージを受けていることを教えます。

 

 

 

その警告の症状としては、かゆみ、胸やけ、

湿疹、体臭、口臭、過敏症、便秘、下痢

などの症状を引き起こして教えてくれます。

 

 

 

かゆみや湿疹などの皮膚のトラブルは、

毛穴から毒素が排泄されているため、それが

「刺激」を引き起こしている状態です。

 

 

 

「衰弱」、「毒血症」、「刺激」による

影響が長い間続くと体は毒素に対応するため、

強硬な手段を取っていきます。

 

 

 

この段階で病気が表面に出てきます。

病気が出てきますので、治療をしていく

のですが、現代医学ではこの症状を抑え

込む治療をおこなうことになります。

 

 

 

例えば、痒みが出れば痒み止め、下痢が

出れば下痢止めなどの治療をおこない、

症状を抑え込んでしまいます。

 

そうすると体は症状が治まるのですが、

溜まった毒素がなくなったわけではあり

せんので、次のステージに進行してい

きます。

 

これが第三段階です。

 

 

 

第四段階:炎症

 

体の中に溜まり過ぎた毒素を一掃する

ために、体が大掃除を始めます。

 

体が自ら浄化と治癒を行います。

 

これが熱、痛み、不快、苦痛などの

症状として現れてきます。

 

体が溜め込んでいる毒素を排泄しようと

一部に集める為、毒素により絶えず

「刺激」を受け、「炎症」として症状を

示します。

 

偏頭痛がする、関節が痛い、腰が痛い

などの症状が慢性的に起こるように

なってきます。

 

この時も痛み止めや消炎剤を使って

治療し、症状を抑え込むようにします。

 

毒素がどんどん溜まっていき、次の

ステージへと進行していきます。

 

これが第四段階です。

 

 

 

 

このような状況で、病気の症状が

 

 

出始めます。

 

 

どんどん毒素が体の中から排泄が

 

 

できないと溜まっていき、溜まる

 

 

ことで体は知らせようとしたり、

 

 

耐えられない状況になってくるの

 

 

ですが、私たちはそれでも毒素を

 

 

取り込んでいってしまいます。

 

 

 

 

 

最近、デトックスがはやりになって

 

 

いますが、デトックスにはこのような

 

 

意味があったのですね。

 

 

皆さんもデトックス(毒出し)を

 

 

していきましょう。

 

 

 

 

 

この続きは、次回にお話していきます。

 

 

 

 

 

最後まで、読んでいただきまして

 

 

ありがとうございました。

 

 

感謝いたします。