脊髄、脊椎疾患の画像診断セミナーに出席しました | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

先日、脊髄、脊椎疾患の画像診断のセミナー

に行ってきました。


脊髄、脊椎疾患は、まずレントゲン撮影を

おこなうことが多いです。

この時にしっかりとそのレントゲンの読影を

おこなうことが重要になります。

配列異常や形態異常、椎間腔の大きさ

などをしっかりと読影することにより

正確な診断をおこない、誤診をなくすことが

できます。


脊髄、脊椎疾患の状況によっては、

CTやMRIが必要になります。

例えば、椎間板ヘルニアを正確に

診断する為にはCT、MRIが有効で

あります。

CT、MRIでは、それぞれ特色があり

CTのよさ、MRIのよさを理解し

どういうときには、CTがいいとか

MRIがいいという使い分けをおこないます。


椎間板ヘルニアの時に脊髄神経の損傷度

を見るのは、MRIの方が得意になります。


そのような使い分けをすることにより

さらに正確に診断し、今必要な治療方法を

決定し、動物たちにとって一番いい治療方法

をおこなうことが重要だと思います。



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