「偉大なる思いつき」

レコードプレイヤーを買った

ステレオスピーカー内蔵の安いやつだが

それでも

少し

音がふくよかな気がする


レコード屋へ行って

それとなくソウルの森をくぐったり

ジャズの橋を渡ったり


ビートルズに

舌舐めずりし


いろんな

レコードのジャケットを見るだけでも

何か楽しい


なぜ今まで

してこなかったのか

と思う


でも今からは

また世界が

少しだけ拡がったのだから

と

思えば


ふと思い立って

買った


安くとも

その偉大なレコードプレイヤーと


その思いつきに

高級な

シャンパンでも

買ってあげたい気分だ

『消えたミッド』

言葉が見つからないまま

こうして

筆をとるように

あいふぉんに

向かってる


じっさい

今日のライブ

9日の、下北沢は

じぶんが経験したことない

ライブになった


それはなぜか？というと

体調が悪く

鼻がつまってるからか

鼻と耳？

とにかくじぶんの耳が

フィルターが

かかったような感じだった


ミッドに


こんなことはなかった


だから

どこかしら

というか


ほぼ勘で歌った


それは

じぶんを信じるみたいなこと

の連続で


そんなにじぶん

好きじゃねえよっていう

のもありつつ


とにかく必死だった


体調管理も

仕事だと思いました


また

次のライブは


できれば万全で

のぞみたいと思う


今日聴き苦しい

ところも

もしかしたら

あったかと思います


申し訳ない


次

きちっと体調

管理できたらいいなあと思う


精進します

ほんとうに

いつもありがとうございます


またお待ちしてます


藤田

『たんぽぽ（新曲）』

かなしいことはいつだって
悪いタイミングで重なって
どうするのが正しいか
分からなくなるね 誰だって

影落とした軽いユーモアにきらめきを
閉じてしまったこころ
ぼくに少しだけみせて

君の君らしさをそっと守りたいの
遠く離れてるこの場所から

ぼくは歌歌うよメロディ空を飛んで
君の暮らしてるあの町まで

かなしいことはいつだって
試してるような冷たさで

忘れないで見上げれば空に太陽
手を伸ばしてあたたかいよ
ミナミ風吹いて

君の君らしさをそっと守りたいの
遠く離れてるこの場所から

ぼくは歌歌うよメロディ空を飛んで
君の肥大してるカナシミまで

君の暮らしてるあの町まで