『へいねつの終わり、びねつのはじまり』

へいねつ の終わり

びねつ のはじまり


日常が

少しだけ

日常に

少しだけ


色を加える


優しい時間は

時折


辛く

険しい山を越える


またぼくは

独りきり に戻る


そして、

渡せるものを拵えるように


またシネマのなかや

側に帰る


誰かの歌を

模倣するだろう


生活に生きる

働き

飯を食べて また 働く


でも

「心の壁を

取り払うには

先ずは自分から」


ちゃんと

歌の歌詞が

こういうことかな

と

分かったような


そんな感触を

密かに

また


ゆっくり

ゆったり

唄っていきたい


みなさん

ありがとう

『綴リ』

復活した心

復活したことば

金曜日まで残ればいい

と思った


もし

なくなっても

またそこで考えればいいのだと


土曜日は土曜日の


それはもしかすると

年齢もそうかも


確実に歳を重ねること

衰えることと知ること

夕陽と

月と朝日


風が吹けば

揺れる木々の葉のように

『会う』

よく考えるな

ってことに

心が動いたりする


まず

自分に落とし込んだもの

そこから派生する

波

みたいなものに


でも

よくわからない

いや

たどればわかってしまうかもしれない


遠い記憶と繋がっているような


その瞬間には

得体の知れない

大きな力に


手放しに感動する


心が動く

というよりは


奥にしまってある

情熱や

むしろ激情が


そのものから

動き出すような


そういうものに

出会いたい