畑の違い
ぶどう品種の個性
栽培方法
製造方法
そして何より味わい
どんなシチュエーションでどんな料理と飲むのか?
色んな事を考え、感じ取り
ワインを飲みます。

20年前はとにかく濃厚でパワフル
今は逆にさらりとスッキリ

トレンドも変わってきています。

消費者が迷うのも当然ですよね!

そんな時のために、我々ソムリエの存在意義があるのです。

だから、勉強します。考えます。感じ取ります。

ワインを単なるアルコールとしてではなく
食事を、さらには日々の生活を彩る最高のエンターテイメントととして。

ずいぶん話が飛躍しましたが

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ジョージア
2016 シュミ エステート イベリウリ キシ

先日のストリマラニとは真逆の味わい

クリーンな酸が真ん中にすっと立ち
キラキラしたミネラル溢れる味わいは
いかにも現代的で緊張感さえ感じます。
レストランでスーツ着て飲みたいワインです。
とても良く作りこまれています

そういったシーンでジョージアワインを選ぶか?
と言われれば、「?」です。

だったらブルゴーニュとかドイツとかオーストリアで良いと思うんです。価格も変わらないですし。

飲食店にとって一番大事なことは
誰とどこでどんな料理と飲むか?
だと思っています。

料理とワインとお店の雰囲気がマッチすれば
最高のエンターテイメントですよね。

全てがマッチした時
それはもう感動です、未知の体験をしてしまったら
もう抜け出せない!

そんな事を考えながら
毎日お仕事させてもらってます。

禁断のワインとは何も高級なものではなく
身近にあるものなんです!!

でも知ってしまったら、もう抜け出せない
ドップリ浸かってしまう世界がそこにあるのです!
さて
文章を書き始めると、あらぬ方向に進んでしまい
戻れなくなることが多々あります。

事前にきちんと構成を考えておけば
そんな事もないのでしょうけど
それは普段SNSで行なっているので
このブログでは
気にせず、感じたままに奔放に書いていきたいと思います。

で、禁断のワイン

ワインの源流を辿ると(諸説ありますが)
黒海沿岸の地域に向かいます

禁断のワイン①に登場したジョージア(グルジア)も
黒海沿岸

専門的な話になりますが、この地域では伝統的に
「クヴェブリ」と呼ばれる「甕(かめ)」で
ワインを作ります
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素焼きの陶器です

これを土中に埋めます

この中でワインを発酵、熟成させます。

オーガニックの畑で
自然酵母で

なんだか堅い話になりそうな気配。。

昨今のワイン(飲食)業界は空前の
オーガニック(自然な作り)ブーム
農薬、化学肥料、除草剤、遺伝子組み換え、保存料

キリがありません!

いったいどこまで「自然な造り」と言うのか?

極論で言えば

1つの畑(広さは関係なく)と言う単位の中に
同じ植物が植えられている時点で自然ではないですよね。

人の手が入った時点で人為的です。

自然な造りであれば、全て美味しいのか?
と言えば答えはNOになりますし。。

人が生業として、農業やそれに準ずる、又はそれを加工して製品にする過程を批判するつもりは毛頭ありません。
歴史や文化を否定しては我々現代人は土台を失います。

さまざまな背景を理解して、その上で積み上げればいいと思うのです。
否定ばかりでは建設的では無いですから。。

ワインであれ、緑茶(実家はお茶農家)であれ
嗜好品ですから、美味しいほうが良いに決まってます!(オーガニックの否定ではありませんし、慣行農法の肯定でもありません)

私たちが日常摂取する物ですから
健康被害が少ない方が良いに決まってます!

だって多くの化学肥料や除草剤が出て来るまで
普通に栽培できていたわけですから
出来ないはずないと思うんですよね!
(人件費とか無視すれば。。)

また話があらぬ方向に向かいそうなので軌道修正 

でジョージアワイン

伝統文化で作る魅力を
現代のマーケティングに融合させ
見事に結実させた、良い例だと感じます。

うーむ

また終わりの見えない話になりそうなので、今日はこの辺で。。
ワインの種類って
イロイロありますよね。
白、赤、ロゼ、甘口〜辛口まで
はたまたヴィンテージまで加えると
もう何が何だか、どれがいいのかわからなくなります!

僕もそうです!

さらに最近は地球温暖化の影響で、過去のグランヴァン(偉大なワイン産地)が変わって来ていることも考えなければなりません。

また、最近ですと消費者の意識も大きく変わり、食(飲料含め)に対する意識が急激に高くなっています!
より安全でヘルシーで有機的で健康被害が無いものへシフトしています。

ワインの世界も同じです!

除草剤の有無や化学肥料、農薬問題、保存料など
時代に合わせて変わるのは必然。

メーカーも死活問題ですし、何よりマーケットが求めるものを供給するのがメーカー(造り手)の使命です。

でもそこに、ポリシーやスタイルが求められるのもまた現代。

ワインは2種類に分けられます。

超絶高価な観賞用、美術品、コレクターが求めるカルトワイン。

飲食店や自宅など、シーンに合わせて自由に選べ、また気軽に”楽しめる“ワイン。

どちらもワインとしての価値は同じ
需要と供給です。

では、ソムリエが(僕だけかもですが。。)
何を考え今このワインをお客様に勧めるのか、、

その店のスタイルにもよりますが、ぼく個人としてはやはり、、、

すみません

長くなりそうなのでこの辺で。。

続きはまた明日!