注意力を磨こう!オイカゼ5分脳トレ!⑤
「マネーボール」という映画を観ました!2011年公開のこの映画は、メジャーリーグの貧乏球団「アスレチックス」が選手個々の力ではなく、出塁率というデータに着目し、チームが勝つための方程式を築き上げのし上がっていく、実話を元にした物語。オイカゼも基本は同じマインドだと思います。ただたくさんお金を使って、授業をたくさん受け、成績を上げるのはでなく、「成績を上げるには?」「受験で合格を掴むには?」「その為に必要な力は?」とその生徒さんに必要なものと、その生徒さんの「得意」「不得意」をあわせて最短効率で突き進んでいく。なんか似てるな~と思う映画でした。面白かったですよ。そしてブラッド・ピットってかっこいいなぁ~。なりたいなぁ~。少し間が空きましたが、前回の続きです。「なぜ時間がかかったのか」という所で①文章を読むのが遅いという点に着目すると、「識字」「眼球運動」「音読」の得意不得意この3点が影響しているかなと思います。前回識字について話したので、今回は眼球運動からの話。実は日本語って少々厄介な点がありまして、それは「縦読み」と「横読み」が混在する言語だという点です。書き方に合わせて眼球を上から下に、左から右にと違う動かし方をしなくてはなりません。ということは、その生徒さんが「上から下」の眼球運動が苦手だった場合、例えば両サイドの文字を自分で隠し、手をガイドを代わりにしながら読むなど、工夫をしなければ、早く読むことは難しいかもしれませんね。「うちの子、文章題が苦手で…」という内容を、お問合せ頂くうち95%ぐらいの親御様から伺います。(逆に文章題が得意だったら、塾行かなくても成績上がると思いますが・・・)文章題が苦手=だから本を読ませる。と結論づけるのではなく、色んなパターンがあるんだなぁと思って頂けたら、これからのお子様のテストを見る目が、変わるかもしれませんね。ぜひ参考にして頂ければと思います。次回に続く。テスト前なので、まずは学校の提出課題に取り掛かってます~。