こんばんは!学習塾オイカゼ、塾長の藤島です。

 

昨日に引き続き、保護者様のインタビューを掲載します。

①をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ!

 

 

 

 

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Kくんのお母様より

 

親ができることは衣食住を整えることくらいしかありませんでした。

ただ無力感に打ちひしがれたことばかりでした。

たかがレジャーの乗馬に尻込みし、自らの胸を拳で叩きながら「なんで出来ないんだ!」と自問自答している次男を見て、どうやったら彼の勇気が湧いてくるのか、親の私が与えられるものではないんだと痛感し寄り添うことしか出来なかった日のことは忘れらません。

そしてなんとか勇気を振り絞って乗馬に挑み、得意げな表情で戻ってきた彼の姿に小さな希望を見出したこともはっきりと覚えています。

 

我が子とはいえひとりの人間です。

私は「彼の人生を奪ってはいけない」ことを心に誓い、本人を信じて任せました。

たまたま高校進学を望み、希望の学科で楽しく学んでいますがそうでなくても応援だけはしようと腹を括ってから私自身も気が楽になったように思います。

多様性を謳われるようになってもまだまだ学歴社会かもしれません。

しかし彼の長い人生は自らが納得して切り拓いってほしいですし、オイカゼで頑張った日々が大きな礎になっていると感じています。

 

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Kくん入塾時、文字通り0からのスタートでした。

逆に言えば1から全てを教え上げれば良かったので、中1生を1年間で受験生に仕上げるというミッションに近かったのを覚えています。本当に全部教えました。

 

それまでの彼のストーリーを考えると、どこまで彼に負荷を掛けられるかが合格のカギでした。

当然全部勉強する為には、1日にたくさん詰め込まなければなりません。

最初は加減し、顔色を観つつ少しずつ負荷をかけていく。当然ストレスもかかる。

彼がもうだめだー!となってしまえば、今までの状態に戻ってしまう事も考えられました。

そうさせない為にも、たくさん会話をしながら、授業内容をその日その日で柔軟に設定したのが良かったのだと思います。

 

これは彼が特別だったという話ではありません。

彼はとにかく出来ない所を出来る様にしたくて、オイカゼに入り、試行錯誤したり、助けを求めたり、真っすぐと努力をし続けた。

そして「あの高校に行きたい」という希望を最後まで捨てなかった。

その結果、少しずつ上がってきた成績に自信をつけ、更に頑張れるという循環に入り、これこそが学習なのだと気付くことが出来た。そんな生徒さんの話です。

 

オイカゼが目標とする「やれば出来るに気付く」塾というのは、正にこの循環に気付き、そこに向かって頑張れる人になって欲しいという想いから来ています。

 

やり方を変えれば、必ず結果が変わります。彼は中3からオイカゼに入り、やり方を変えました。一歩目はそこからです。そして1人でも多くの生徒さんが、彼と同じ気付きを持ち、願い通りの高校生活を送って欲しいなと思います。