前回の続きです
前回は、私のどんな「本音」が
独身という状態を創り出していたのか
私が一番人生に望んでいたのは「安心感」であり
独身でいる事で、人と繋がれなかった時の
痛みを味わずに済むという「安心感」を
選択していたのだと思います
ただこの「安心感」は
人と繋がった時の暖かい「安心感」
とはまた別物である事も書きました
ではどうやって人と繋がる「安心感」
の方に舵を切れたのか
これはあくまで私が経験したパターンですが
私は結婚したかったけれど
結婚はしたくないという彼と３１歳で別れ
ズタボロの精神状態だった時に
GWにぽっかり空いた予定を埋めたくて
まったく知らない偶然出会った
オーラソーマという色を使った
セラピーのようなコースに申し込みました
そしてコースではじめて
自分の内側に目を向ける
今まで闇に葬ってきた感情を知る
何より私に効果的だったのは
【生身の人】の前で
自分の本音を語り
感情を顕にするという事でした
コースでは自分が抱えてきた恐怖と痛み
そして寂しさや悲しさを沢山の涙で
洗い流しました
私は凄く見栄っ張りで
当時は人前で泣くのは格好悪いと思っており
また幼少期の母との関係で
母のせいで泣くのが悔しくて
それ程大きな存在だとバレるのが嫌で
泣くのはやめようと決めた時から
ずっと自分の感情をないものにしてきた癖で
人の前で泣くという事が
出来なくなっていたのだと思います
泣くという行為には
感情を洗い流す作用があるようで
コースの中で沢山沢山泣きました
私が偶然出会ったのはオーラソーマでしたが
そこはどんな本音があっても良いし
泣いても大丈夫だという
とても安全で守られた空間が
用意されていたのだと思います
私はコースに通う間
また地味に長くオーラソーマと付き合い
この人前で「泣く」「本音で語る」
という事を自分に体験させてあげる事で
【人と安全に優しく繋がる事が出来る】
という体感を繰り返し何度も
身体で覚えさせていったのだと思います
ただ、オーラソーマのコースは
ティーチャーによって守られた空間の為
比較的簡単に、しかも楽しく感情を
顕にしていく事が出来ました
でもコースを外れると以前と似たような
行動パターンの自分がいる事も
自覚していました
よって本当にジリジリとこの本音で語る
という事を何度もコース外でも試し
その度に疲弊してはコースに戻りまた試す
というトライアンドエラーを繰り返し
実践していました
決して一気に世界が変わったのではなく
本当に地味に時間をかけて
これまで葬ってきた様々な気持ちに向き合い
感じ、恐々だけど人と本音で話し
繋がる感覚を味わう事を繰り返してきました
そして同時に解ったのが、生きていく限り
また色んな痛みを味わう可能性はある事
泣く事もたくさん出てくるだろう事
でも、その度にその感情を味わえばいい事
そんな事を思いながら
色んなものを受け入れられる「心」を
じっくり育てていきました
この「色んな感情を受け入れる心を育て」
「本音を語る事」は
今のパートナーシップにとても役立っています
私は縁があってオーラソーマでしたが
心を開くには、安全である事が重要なので
自分にあった方法を選ぶのが良いと思います
ただ、それと同時に
もう一つやった事があります
また長くなったので
引き続き 続きます 笑