今日はいい天気ですね。

 

加工経験がある方ならわかると思うのですが、

突き合わせて90度を出すために45度に切断して加工する事があるのですが、

正確に45度に切断できないので、

突き合わせると90度にならないって事が良くあります。

 

で、

今回は簡単に90度の加工ができるようになる、

留め切り治具の作り方を説明します。

 

まず、治具のベースになる板に90度のケガキ線を書きます。

その線に合わせて、角材を45度に切断した物を用意します。

(この45度は正確でなくて平気です。後で切断して整えるので・・・)

 

次に、線に合わせて、用意した角材を木工ボンドで接着します。

この時に、角材の内側が90度になるように接着します。←ここが大事です。

 

裏側に12mmの角材を接着します。

この角材が前回製作したスライドレールの溝にはまります。

丸ノコの刃とスライドガイドの平行が出ているので、

この角材の平行が出ていないと、曲がって切断する事になるので、

慎重に接着して下さい。

それから、12mmの角材はスライドレールに対して1mm程度浮くので、

正確にはテーブルソーの上面から0.5~0.7mm程度浮きでます。

(スライドレールが引っ掛からない様、0.3mmくらい、潜るように溝加工しています)

なので、反対側には敷居滑りを貼り、高さを合わせます。

 

で、接着剤が乾いたら、先端を切断します。

  

 

完成です。

 

早速、切断してみます。

 

 

反対側も同じ様に切断します。

 

左側に合わせて切断した面と右側に合わせて切断した面を

合わせると、90度になります。

 

この方法は例えば左側が44度でも右側が46度になるので、

結果的に治具の内側の90度にならった加工ができます。

 

4本同じ様に加工すると、90度がしっかりした額縁の原型ができます。

 

次回はルーターテーブルを作っていきます。