前回の続きです。
私の場合、テーブルソーを使いたい理由が、額縁を自作するためなので、
まずは、正確に90度が出るように、留め切り治具を作りました。
で、その前に、留め切り治具を使いやすくするために、テーブルにスライドガイドを作ります。
ネットで調べると、専用のガイド部品等も販売されていますが、
ホームセンターで手に入る安価な材料で今回は作りました。
検討したのは、この2種類
まずは、アルミチャンネルと角パイプ
チャンネルは外形14mm×12mm×1mmです。
角パイプは外形18mm×12mm×1mmです。
チャンネルの内寸が正確には12.1mmで、
少し隙間がある感じです。スライドの感じはとても良いです。
次がアルミチャンネルと角材
アルミチャンネルは同じで、内寸12.1mm
角材が□12mmなので、こちらもいい感じでスライドします。
高さも内寸11mmに対して12mmなので約1mm飛び出る感じです。
で、角材がちょうど1mm浮きでて良い感じなので、この組み合わせにしました。
次にテーブルソーに、このアルミチャンネルを埋め込むために溝加工をします。
まず、溝加工する位置を決めてケガキをします。14mm幅です。
テーブルソーガイドをルーターガイドに使えるようにセッティングして、溝加工します。
一度にやらないで、何回かにわけて加工します。
私は6mm幅で深さ3mmづつ加工しました。
手前から奥に向けて動かします。(逆に動かさないように注意して下さい。)
幅が決まったら、確認しながら少しずつ深くして、12.5mmまで掘り進めます。
で、溝加工が終わったらアルミチャンネルをボンドで固定します。
もちろん、紙やすりで整えてから固定します。
木材を挟んでクランプで接着します。
次回は、いよいよ留め切り治具の作成です。