脳のCT検査を受けました | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

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4・5日前から、後頭部左上がズキンズキンと痛んでいました。
といっても、ズッキン、ズッキンというような激しい痛みではなく、時には忘れているような軽い痛みです。
2日間ほど続き、その後は昨日まで、寝起きなど時々痛みを感じていました。

頭の中で何かが起こっているのは確かです。

7年ほど前に遡りますが、私はもともと、脳内の血管が血栓で細くなって危険だということで、いろいろ検査を受けています。
その検査の延長線上で、肺癌や心臓血管の異常が見つかり、そちらを優先して治療していたのですが、脳血管は薬で様子見となり、そのうちに見事にバイパス血管ができて、もう心配はないということになっています。

それでも、頭の痛みですので、気になり不安で夜中にも目が覚めます。

私はあまり、頭の中にズキンズキンと痛みがはしるような症状の経験がありませんので、例にもれずネットで調べますと、遍頭痛の人の痛み方と似ています。

実は、昨晩、自宅に帰りますと、長男が単身赴任先から久々に帰って来ていました。
夕食の後、その痛みのことを言いますと、数分間、こっていた肩を揉んでくれたのですが、それから痛みがありません。

肩こりからの一時的な痛みなら良いのですが、気分は滅入ります。

ちょうど、今日は月曜日。私がシミズ外科でお世話になっている主治医清水史記Drの診察日です。

最近は、100床以上ある総合病院へは薬だけの患者は来ないようにというお国の方針で、桂病院の循環器科の薬もシミズ外科の脳神経外科で、一緒に薬をいただいていますので、3ケ月ぶりに薬を頂く時期でもあり、一週間ほど早いのですが、その診察を兼ねて工房に行く途中の『シミズ病院』に薬を頂きに寄りました。

看護師さんに、「今日は薬だけの日ですのに、どうされました?」と聞かれ、症状を告げますと、Drに相談されたのか、CT検査を指示され、さっそくCT室で撮影。

この迅速さがこの病院のすごいところで、私が野戦病院と表現する所以。

あっという間にCT検査が終わり、10分もしない間に、診察室からお呼びがあり、私のお世話になっている担当医の清水史記Drに受診できました。
CT検査の説明、「脳には、腫瘍らしき痕跡も、萎縮も、血栓も、くも膜下にも異常は見られず、まったく美しい問題のない脳です」という診断結果で、安心させてもらいました。

いつものように処方していただいた三か月分の薬を、病院近くのひまわり薬局で貰い、気分を良くし、10時、行きとは打って変わって明るい気分で工房に参りました。

心配していた弟子たちも私の明るい表情を見て安心したのか、とっても良い笑顔を見せてくれました。