Paul McCartneyの先日の日本公演では、身体を壊して全てが公演中止。そのニュースが何度も流れ、たくさんの老いたファンがテレビに映し出された。
ポールの老いた姿を「まだやりますか!?」と冷めた目で見ていた。
私の記憶にある、ポールの姿とは程遠いまでも、あのいかにも人懐っこいリバプールの青年の面影は75歳になった今でも十分に感じることができた。
1963年、私が13歳、中学1年生の頃、私より12歳上、一回り上の25歳のお兄さんたちだった。
カブトムシの背中のようなへアースタイル(マッシュルームカット)の青年たちは、私たち少年を魅了し続け、出す曲全てが、私のその後の青春時代を荘厳してくれた。
今朝、たまたま、この動画を見つけ、弟子たちが工房に来る前の時間、スピーカーのボリュームを上げて見て(聞いて)いた。
この動画の最後のほう、画面右下に、私と同世代だろうか、その白人の女性が思わず感極まって涙をこらえているシーンが映る。
私も思わず、彼女につられて涙してしまった・・・。
Please Please Me この曲がヒットしたのは50年も前とは・・・。