昨日、自宅近くの善峯川で川魚の稚魚を30匹ほど獲って来た。今朝、工房の水槽に入れた。
サッカーも日本が敗れ、早朝からのテレビ観戦の疲れもあり、午後から工房に行く気もせず、自宅近くの善峯川の堤を散歩していました。
その途中にふと、川底を見ると、梅雨の真っ只中というのに雨が少ないせいか、川は干上がり、小さな水溜りがありました。
工房で、3週間ほど前、ふとしたことからメダカを飼い始めたのですが、今では10匹から2匹に減り、ヤマトエビ4匹とその生き残った2匹のメダカが元気に暮らしている水槽があります。
このメンバーでは少し寂しいので、また新人さんを買い求めないと・・・と思っていたこともあり、もしやと、その2m×30cmほどの水溜りに何か棲んでいるかも・・・・・と、確認しに川底に降りました。
するとどうでしょう、
その水面には、たくさんのアメンボウが泳ぎ、その水面下では期待通り小さな命がいっぱい見えます。
あと一日もすれば、その水溜まりは必ず干上がります。そして彼等は全滅です。
その少なくなった水の中に孵化したてと思われる彼等はいました。
明日にも水が無くなるその事態を知らされず、どこかの国の住民と同じように平和に生きていました。
私は自宅に足早に帰り、台所に吊るしてあったステンレスの網でできた何というのでしょうか、水切り網とでもいうのでしょうか、それを妻に文句を言われながら持ち出し、バケツを持ってその現場に戻りました。
そっとすくい上げると、その稚魚の腹がその網の中できらきらと輝いています。
何度か繰り返し30匹以上は獲れたでしょうか、ちょっと小さ過ぎて、しかも動き回るので正確に数えることが出来きません。
今日から、我が工房の水槽で、のんびりお過ごし下さい。
おかげで、2匹のメダカも心なしかうれしそうに、はしゃいでいるようにみえます・・・。
でも、カワムツと思われる彼等が大きく育った時には食べられるかもしれないのに・・・。
めだかの為にも、大きくなったら、また、工房近くの桂川に放してあげましょう。